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食品新聞 11/27(水) 9:28配信
阪神西宮駅(兵庫県西宮市)に隣接する商業施設「エビスタ西宮」内のフードホールに、AI技術を用いた完全無人のカフェ「カフェロボット」が期間限定でオープンした。アーム型のカフェロボットが本格的ドリップマシンやエスプレッソマシンを操作してコーヒーなどのドリンクを提供する。AI搭載のカフェロボットの導入は全国で初の試みだ。
店舗の中心にはロボットの顔を映すモニターが付いたアームロボットが設置されている。コーヒーを抽出する機械は専用機ではなく、通常のカフェで使用されている汎用マシンをロボットが操作する。飲み終わった容器もロボットが自動洗浄装置まで運ぶ。
注文は券売機で発行されるQRコードを利用。1時間当たり25~40杯の飲み物が提供できる。1日1度程度のコーヒー豆やペーパーフィルターの補充に人手は必要だが、それ以外はほぼ無人で運営される。
店内には360度をカバーする4台のカメラが搭載され、周りの人間の年齢、性別、表情を認識する。カフェロボットは店舗の前を通りかかる人に「コーヒーはいかがですか」とか「少し休んでいきませんか」と声をかけて集客を呼びかける。カフェロボットは自分のどのような会話や行動が客の笑顔や購入行動につながったかを判断し、AIによって学習することで接客スキルを向上させるという。
「カフェロボット」にはQBIT ROBOTICS(東京都渋谷区)が開発したロボットカフェのパッケージが採用されている。同社は無人ホテルなど今回の投資額はシステム、ロボット、ロボットを支える筐体トータルで1千850万円。QBIT社の中野浩也社長は「現在は工業用に使われているものを利用しているが、アームロボットも進化している。カフェ以外にもいろいろな業態に利用できるので店舗数が増えれば加速度的に成長する」と説明する。
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