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ハルメクWEB 11/25(月) 10:00配信
年末に、お友だちからお歳暮をいただきました。何やら重たい箱の中身は何かしら? とドキドキしながら開けてみると……なんと中身はトマトジュースのセットでした! 添えられたお手紙には「リコピンは身体にいいので、たっぷり摂取してこれからも元気でいてください」とのメッセージ。
「リコピン」という成分について、聞いたことはあるけれど詳しくは知りませんでした。お歳暮をくれたお友だちは「身体にいい」というけれど、実際にどんな効果があるんでしょうか? さっそく調べてみました。
まずはリコピンという成分の正体について。これは、トマトの赤い色素に含まれている成分なんですって。
リコピンの何が身体にいいかというと、強い抗酸化作用があるという点。抗酸化作用ということは「酸化」に「抗う」作用ということがわかりますが、じゃあ酸化って何?
酸化というのは、物質が酸素と結びつく現象を指します。金属が錆びるのも酸化現象の一種ですが、実は私たちの身体中でも酸化が起こっているんです。そうなると、皮膚や筋肉の衰えにつながり、肌がたるんだり、中年太りなどの老化現象が起こってしまうんです。つまり「酸化」とは「老化」のことであり、 抗酸化作用とはアンチエイジング作用のことなんですね。
「アンチエイジングができるなら、はりきってリコピンを摂取するしかない!」そんなふうに思いながらさらに調べてみると、ほかにもリコピンの嬉しい効果が見つかりました。
カゴメ株式会社研究開発本部の調査によると、喘息やアトピー、花粉症などのアレルギー、リウマチや骨粗しょう症にもリコピンは有効なのだとか。さらに、妊婦さんがトマトジュースを飲むと、母乳のリコピン濃度が上昇し、赤ちゃんにもいい影響があるという研究結果もあるのです。
リコピンを摂取するなら、トマトをそのまま食べるのが一番では? と思ったのですが、実はそれは大間違い! 一般社団法人全国トマト工業会のHPによれば、リコピンは生食用トマトよりも加工用トマトにより多く含まれているんですって! しかもこのリコピン、熱や油と一緒に調理をしても壊れないというスグレもの。つまり、トマトジュースやケチャップ、ミネストローネなどはリコピンを摂取するには最適な食べ物というわけです。
リコピンについて、トマトの効能ばかり紹介してしまいましたが、実はスイカや柿にも含まれているのだそう。「トマトが苦手」という方は、スイカや柿からリコピンを摂取してみてもいいかもしれませんね。
参照:一般社団法人全国トマト工業会
カゴメ株式会社
伊藤ハム株式会社
デコピンよりリコピンよね
イラスト:飛田冬子
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