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ASCⅡ 11/5(月) 20:00配信
ごきげんよう、アスキーグルメ担当ナベコです。好きなものはコーヒーとお酒とおいしいもの。
ファミリーマートはコーヒーマシンを新型に移行しつつあります。挽きたてコーヒーを提供する「FAMIMA CAFE」では10月上旬から新型マシンを導入。順次設置をすすめており、全店舗完全入れ替えは2020年2月を予定しているとのこと。(関連記事)
FAMIMA CAFEは2013年から販売を開始して、今年で5周年。新型マシンでは、従来の「エスプレッソ」式の抽出方法を刷新し、「ペーパードリップ」式を採用。さらに、最新のミルクシステムを搭載して、カフェ製品の品質を高めたとのこと。
味はどう変わったのでしょうか? ファミリーマートが11月2日に開催したメディア向け体験会では新旧の飲み比べができました。
すっきりとして飲みやすくなった
飲み比べたのは「ブレンド(ホット)」。なお、新マシンでは新しく「ブレンド 濃いめ」というメニューも増えましたが、そちらのレビューはまた別の機会に。
まず、見た目が違っていました。
表面に泡が立っているのが従来のブレンド。泡がないのが新しいブレンドです。従来は圧力をかけてコーヒーを抽出するエスプレッソ方式だったのですが、新マシンではドリップ(お湯を注いで紙などでコーヒーをこしだす方法)で圧力が特にかからないため、泡が立たず澄んだ色味になっています。
飲んでみると、新しいブレンドは従来に比べてコーヒーの旨みがシンプルに押し出されていて、えぐみなどの抵抗が少なく飲めました。
「すっきりとして、より飲みやすくなった」というのが感想です。
エスプレッソがダメというわけではないのですが、濃く抽出できる一方どうしても豆の雑味も出てきてしまうようですね。ドリップにしたことでよりコーヒーの旨みの部分だけを抽出できるようになった、のでしょう。
苦みは、そこまで深いというわけではなく、例えば今年3月にリニューアルしたセブン-イレブンのホットコーヒーは苦み、コクを増して本格路線にシフトしましたが、そちらよりライトに感じました。苦いコーヒーが得意ではない、という人でも飲みやすいと思います。
カフェラテはびっくりするほどふわふわ
新しいコーヒーマシンの進化が明確なのは「カフェラテ」。
こちらも新旧比べることができました。両者を見比べると差は歴然で、新しいカフェラテのほうが目に見えて泡が「ふわふわ」。写真ではわかりづらいのですが、実際に見ると新しいカフェラテのほうが圧倒的にミルクの部分がこんもり、ふわふわしていて、同じ量のはずなのに多く錯覚するくらい。
飲んでみると、新しいカフェラテは、ミルクのコクがあってクリーミーでまろやかで、自然な甘みもしっかりと感じられ、まったくの別物。
あまりに違うので、原料のミルク自体を変えているのかなと思いましたが、ミルクは変更しておらず、同じものを使用しているそう。
秘密はフォームドミルク。新しいマシンでは、きめ細かく滑らかなフォームドミルクをたてることが可能になったとのこと。これがキモでした。ファミリーマートのコーヒー担当者に話をきいたところ、カフェラテは、ミルクの質感でコクや甘みなどが驚くほど引き立つそうです。
「ふわふわクリーミーで、コク深い。150円で買えますが、カフェで飲む本格的なカフェラテのよう」そんなカフェラテでした。
近所の店での導入をお楽しみに
ファミリーマートでは新型コーヒーマシンを一斉に切り替えるというのではなく、徐々に導入。全店舗完全入れ替えは2020年2月ごろになるとのことです。現時点の導入店舗を探したところ、例えば、ユニー・ファミリーマートホールディングスのオフィスがある東京・池袋界隈で何店舗か導入している店を発見しました。ただ、私が見た店舗だと導入店はまだ少数。これからの移行がほとんどなのでしょう。
自分の近所のファミリーマートで新しいコーヒーマシンが導入されているか。チェックしてみてはどうでしょう。新しいコーヒーマシンの場合、従来にはない「ブレンド 濃いめ」といったメニューが足されているはずです。新しいマシンだったら、ぜひ、飲んでもらいたいのはカフェラテ。本当に、驚くほど変わりました!
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@DIME 11/3(土) 17:30配信
普段、カレーライスを週1~2くらいで食べているという人は多いのではないだろうか。自宅ではもちろん、外食ランチやコンビニ弁当、レトルトカレーなど、カレーはより手軽に食べられるようになっている。しかし一方で、カレーライスを食べると胃もたれを起こしやすいのも事実である。そこで、管理栄養士に、胃もたれしないカレーライスの食べ方を教えてもらった。
■カレーライスが胃にもたれるのはなぜ?
そもそも、なぜカレーライスを食べると胃もたれしやすいのか。管理栄養士の魚住理恵さんによれば、次のような原因があるという。
「胃もたれの原因は、カレーに含まれる油脂の多さにあります。油脂は消化するのに時間がかかるのです。カレーのルウは油と粉を使ってとろみをつけられている場合が多く、市販のルウにも多くの油脂が含まれています。
また、カレーを食べるときに早食いになり、噛む回数が少なくなると、胃での消化に負担がかかります。これも胃がもたれる原因となります」
確かにカレーライスはスプーンを使い、手軽に食べやすいので、早食い、食べ過ぎになってしまいがちなメニューだ。油の多さと共に、カレーライスの食べやすさという特徴が、胃もたれを起こさせる原因だったようだ。
■カレーライスの胃もたれしない食べ方
では、どうすればカレーライスで胃もたれしにくくなるのだろうか。魚住さんに、具体的な方法を解説してもらった。
●外食カレーライスの場合
「外食時は、スープカレーなどのとろみの少ないものや、表示がある場合にはカロリーの抑えられたものを選んでください。カロリーの抑えられたものは、油脂が少ない場合が多いのです。
また、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンには、皮膚や内臓(胃も含む)を保護して健康に保つ働きがあり、胃もたれを防いでくれます。にんじんやブロッコリー、ほうれん草などの入った野菜カレーを選ぶといいでしょう」
●自炊カレーライスの場合
「自炊の場合、市販のルウを使わない、またはカロリーオフのルウを使うといいでしょう。カロリーオフのものは、油脂が少なく作られています。
手作りでとろみのあるカレーを作りたいときには、じゃがいもをすりおろして加える、片栗粉やコーンスターチを使うなどの方法があります。具材に肉を入れる場合は、脂身が少ないものを選ぶようにしてください」
●レトルトカレーを使用する場合
「レトルトカレーの場合は、ブロッコリーやほうれん草などの冷凍野菜をレンジで温めたものを添えたり混ぜたりすると、手間や時間をかけずに不足しがちな緑黄色野菜を摂ることができます。彩りがよくなり、かさも増えるので、見た目にもボリューム的にも満足感がでます」
●外食・自炊共通
「たくさん噛むと、食べ物が細かく消化されやすい形になり、胃もたれしにくくなります。また、よく噛むとより多く唾液が分泌されますが、唾液の中の消化酵素(アミラーゼ)が消化の手助けをしてくれるので、胃もたれを防ぐことができるでしょう。
また、たくさん噛むと食事時間が長くなり、食べすぎを防ぐこともできます。食べる量が減ると、胃腸の負担が少なくなり、胃もたれしにくく、胃が疲れにくくもなります」
■カレーの太りにくい食べ方は?
魚住さんによれば、カレーライスには太りにくい食べ方もあるという。こちらも合わせてチェックしておこう。
●ご飯を雑穀米・胚芽米・玄米にしてビタミンB群を摂取
「雑穀米・胚芽米・玄米にすると、炭水化物やたんぱく質、脂質を分解してエネルギーに変えるときに必要なビタミンB群を、白米よりも多く摂ることができます。効率よくエネルギーに変えることができるので、太りにくく、胃腸も疲れにくくなります。
また、食物繊維も多く含まれるため、食後の血糖値の上昇を緩やかにする、コレステロールの吸収を抑える、便秘を予防するなどの効果があります。普段、雑穀米などを食べ慣れていない方でも、カレーの味が濃いので、カレーとなら食べやすいと思います」
●よく噛むことで食事量が減る
「先に述べた、よく噛むことは、太りにくい食べ方でもあります。早食いせず、ゆっくりよく噛めば、自然と食事量が減ります」
カレーライスという頻繁に食べることのあるメニューであるからこそ、ぜひ胃にやさしく、太りにくい食べ方を身に付けておきたいものだ。
(取材協力)
管理栄養士 魚住 理恵さん
『SYOKUYOJO LABO』 管理栄養士。
“カラダを変えるには、カラダをつくる食事から”をコンセプトに、カウンセリングのほか、栄養監修、コラム執筆、スポーツクラブやエステサロンのサポートなど、幅広く活動している。生活スタイルや嗜好を重視したわかりやすい内容でありながらも、カラダが変わると好評。
http://syokuyojolabo.com/
取材・文/石原亜香利
※記事内のデータ等については取材時のものです。
@DIME
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ねとらぼ 10/30(火) 12:00配信
身近な食品でも、知らないことは意外に多いもの。例えば、「ピーナッツは、本当はナッツではない」「『カジキマグロ』というマグロは存在しない」なんて話を聞いたことはありませんか?
今回は、食べ物に関する雑学をまとめてご紹介します。
ナッツとは「かたい殻に覆われた木の実、種子」のことで、空中に実がなることも特徴の1つといわれています。ピーナッツもかたい殻に覆われていますが、実ができるのは地中。そのため、名前に反してナッツではなく、豆の一種とされているそうです。
ちなみに、アレルギー対処の分野でも、ピーナッツとナッツは別物として扱われることが。あまり意識せずに食べている人がほとんどと思われますが、「ピーナッツはナッツっぽいけど、本当はちょっと違うらしい」くらいは覚えておいてもいいかもしれません。
クロマグロ、メバチマグロなどが属しているのは「スズキ目サバ科マグロ属」。一方、「カジキマグロ」とも呼ばれるカジキは、「スズキ目マカジキ科/メカジキ科」にあたり、マグロ属ではありません。それでも、「カジキマグロ」と呼ばれる理由については「食感などがマグロに似ているから」「マグロ漁の際、一緒に獲れるから」などといわれています。
ちなみに、「ツナ」は一般にマグロの総称と理解されていますが、ツナ缶の材料にはカツオが使われることがあるとか。実はカジキよりもカツオの方が、分類上はマグロに近いのだそうです。
【参考】「カジキマグロはマグロじゃない」って知ってた?
カレーの具材といえば、お肉にじゃがいも、にんじん、たまねぎ。シチューの具材とそっくりなのはなぜなのでしょうか。
そもそも日本のカレーライスは発祥の地であるインドではなく、イギリスに由来。イギリスでは昔から、シチューが定番料理の1つとして親しまれていたそうなのですが、牛乳が日持ちしないため、長い航海に出た船乗りは食べられなかったそうです。
そこで、牛乳の代わりに保存の効く香辛料を使ったものが、イギリス式カレーなんだとか。言ってみれば、“シチューの代用品”のようなものだった、というわけです。
【参考】日本のカレーが生まれたのは「船乗りがシチューを食べられなかったから」
ねとらぼ
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ASCⅡ 10/23(火) 18:00配信
【実食レポ】蒙古タンメン中本の焼そば。何が衝撃かというと、もともとのラーメン店の中本に「焼そば」が存在しないこと。
辛党をうならせるラーメン店「蒙古タンメン中本」の味を楽しめる「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本シリーズ」から初の「焼そば」。コラボ10周年の節目に記念商品として登場しました。はたしてどれくらい辛いのでしょう。
中本の焼そば!! 本家にもない味
「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」
●価格:235円
●発売日:10月22日から順次
●販売店舗:セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、そごう・西武など
蒙古タンメン中本の焼そば。何が衝撃かというと、もともとのラーメン店の中本に「焼そば」が存在しないこと。中本はタンメンを中心としたメニュー展開で「ラーメン」「冷やしタンメン」などはあっても焼そばはありません(もしかして一部の店舗であるのかなと検索しましたが、やはりないようでした)。確かにラーメン屋さんで焼きそばってあまりないですもんね。
そんな本家型破りの焼そばが即席麺として登場です。中本といったら辛いことで有名。いったい新製品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」はどれくらいのものでしょうか。
中本の焼そば 食べてみた
作り方は一般的なカップ焼そばと同様。お湯を入れて待ち時間は5分。お湯を切ったら、同封の「粉末ソース」「液体ソース」を入れてよく混ぜ合わせます。
独特なのは同封の「特製マヨ」。粉末と液体とソースを混ぜたあとにかけるようです。
できあがりました! 特製マヨがビビットなオレンジ色で驚きました。かっこよくトッピングしようと思ったけど、中途半端な感じになってしまった。
<ここまでの印象>
●麺が太かった
●作り方はふつうのカップ焼そばとほぼ同様
●粉末ソース、特製マヨを温めないように注意
辛さをチェック!
なにやら香ばしい香りが漂ってきました。おいしそう!
なお、私は重度とはいわないけれど、そこそこの辛党です。中本のお店に行ったら「五目蒙古タンメン」を頼みます。ですので、今回の製品もチリチリするほど辛いといいな。
では、いただきます!
太麺をゾゾッとすすると、マヨのコク旨さと重なって唐辛子の辛さが。食べてすぐの印象はそこまで辛くはない……でしたが、食べれば食べるほど喉やお腹が熱くなってきて「ああ辛いな」と気が付かされました。辛さはやはり中本級!
<辛さレベル>
●記者ジャッジ:★★★☆☆
――5点満点中3点
辛さの中にもまろやかさがあるので、辛味はそれなりにあるけど食べやすい。例えば「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」あたりよりはずっと辛さ控えめ。
ジャンキーな「辛旨」だった
結論を言うと、辛旨で、麺と味付けのバランスよく、とても完成度が高いカップ焼そば。油っけがあるのでジャンキーな味で手が止まらず、これはなかなかいいですぞ。
一番のポイントはなんといっても特製マヨ。実はマヨを加えない状態でも、それなりに辛くておいしい。でも、なにか足りない。マヨを足すことで、マヨならではのコクで味に奥深さが出てきます。なお、マヨにも辛さがあるようで、辛さもアップします。
さらに、太麺であることが見事。弾力ある太麺がインパクトのある味付けを受け止めてくれます。また、太いので部分ごとに「カリカリ」した食感が残っていて、そこがまたアクセントになります。
具材は、タンメンを意識してでしょうか。お肉、野菜と具だくさんです。これにも満足。
<食べ終わった後の印象>
●クセになるジャンキーな辛さ!
●極太麺が食べごたえあってよかった
●具材もたくさん入っていて満足感
これまでのセブンプレミアムの中本の中でも一番「油っけ」を感じました。辛さは中本のカップ麺やスープよりはエッジがきいていないのですが、フライ麺やマヨと一緒になって入ってくる辛味はジャンキーでヤミツキに。
これはオススメ。中本シリーズを好きな人はぜひ食べてみてください。
ニュースリリース
セブン&アイ・ホールディングス
■「アスキーグルメ」やってます
アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!
書いた人:記者ナベコ
デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。
文● ナベコ
精美スキンケアクリニック公式サイト
AERAdot. 10/18(木) 7:00配信
実りの秋、おいしい新米の季節がやってきた! 小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」11月号は、米を通して日本文化と歴史や地理、農業について学べる内容になっています。今号の特集「お米を食べて考えよう 日本の食と農業」に掲載された記事から、米に関する話題を三つ紹介するよ。
* * *
■子どもたち101人に聞いた「ごはんの友」選手権
8月に東京都内で行われたイベントで、「ごはんを食べるときに合わせるもので、好きなものは?」を聞いてみたよ! 結果は以下の通り。
9位……おかか、こんぶ、たらこ 6票
8位……明太子 7票
7位……梅干し 9票
5位……のりのつくだ煮、鮭フレーク 11票
4位……たまご(生卵が大半) 13票
3位……のり 19票
2位……ふりかけ(たまご味がダントツ人気) 23票
1位……納豆 31票
ダントツの1位に輝いたのは「納豆」。
実は納豆やしょうゆ、みそなど、大豆を使った食品は、ごはんの栄養を補う名コンビ! タンパク質が豊富なうえに、ごはんには少ない必須アミノ酸の一つ、リジン(人間が生きる上で不可欠な成分だが、体内ではつくることができず、食べ物からのみ摂取できる栄養素)がたくさん含まれているよ。
ほかの少数意見は、「焼き鮭(5票)」「ツナ(3票)」「漬物、とろろ、なめたけ、塩、しらす+しょうゆ(各1票)」。さらには、「うなぎのタレをかけて、バターをのせる」「ツナをカリカリに炒めてしょうゆと混ぜる」などユニークな意見も。
■日本一の米どころに異変!? 「脱コシヒカリ」が進む
日本を代表する米の品種は「コシヒカリ」。今から約70年前の福井県で生まれ、「越の国に光り輝く品種」となる願いを込めて命名された。日本で栽培される品種の8割は、このコシヒカリ系統といわれている。粘りが強くて食味がよく、寒さにも強い一方、背丈が高くて倒れやすく、また暑さには弱いという難点もある。
作付面積の約7割がコシヒカリという日本一の米どころ新潟県では、特A米もすべてこのコシヒカリ。しかし温暖化がさらに進むと、米が獲れなくなる可能性が高い。
そこで、暑さに強くコシヒカリ並みにおいしい、次世代の米の開発が急速に進んでいる。例えば、2017年から販売がスタートした新品種「新之助」は、まろやかな甘みとコクがある新潟県の新品種。今年、特Aを取得すれば、新潟県初のコシヒカリ以外の待望の特A米となる。また、コシヒカリ発祥の福井県でも、コシヒカリの後継米となる新品種「いちほまれ」が今秋発売された。
■日本人の繊細な味覚は米がつくった!?
日本で食べられる「ジャポニカ米」は、粒が短く、炊くと粘りが出るのが特徴。日本や朝鮮半島、中国東北部、アメリカ西部、オーストラリアで栽培されている。
一方、全世界の米の8割を占める「インディカ米」は、粒が細長く、炊くとぱさぱさした食感になる。中国南部や東南アジア、インド、西部を除くアメリカなどで広く栽培されている。
また、ジャポニカ米とインディカ米の中間の形状の「ジャバニカ米」は、インドネシアのジャワ島や中南米が栽培の中心だ。
インディカ米やジャバニカ米の食べ方は、チャーハンやピラフ、パエリアやリゾットなど「米をいかに味付けするか」が主流。一方、日本人は「米自体をいかにおいしく味わうか」を大切にして、これまで熱心に新品種を開発し続つづけてきた。
ごはんを食べながらおかず、汁物などを交互に食べ、口の中で好みの味付けにすることを「口中調味」というが、これは日本独自の食文化であり、和食の基本でもあるという。長年にわたるこうした食習慣は、日本人の繊細な味覚にも大きな影響を与えてきたともいえるね。
※月刊ジュニアエラ 2018年11月号より