[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「太りたくないときや痩せたいときは、間食をしてはいけない」と多くの人が考えていることと思いますが、実は、間食を全くしない生活よりも適度に間食するほうが太りにくい、との説もあるようです。実際のところを、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。
Q.適度に間食をする方が太りにくい、というのは本当ですか。
関口さん「本当です。食事は一度に多くの量を取るより、適度に分けて取る方が太りにくいからです。太るかどうかは、血糖値の上昇が関係しています。空腹で血糖値が下がっている状態から一気に食事を取ると、血糖値が急激に上昇します。その結果、インスリンの働きで血糖値を調整しようと、余分な糖を脂肪に変えて蓄積してしまうのです。同じカロリー量を取るのであれば、分けて取った方が蓄積しにくいということです」
Q.日本では、1日3回の食事が一般的ですが、4回以上の食事をする国・地域もあるのでしょうか。
関口さん「例えば、香港やイスラム圏、インドの一部で1日4~5回食事をする習慣があるようです。しかし、一度に食べる量が少ないため太りにくいのです。間食は小腹が減ったとき、血糖値を適度に保つことができ、次の食事での『ドカ食い』を防ぐ効果があります。ただし、間食をすることで、1日の摂取カロリーが消費分をオーバーしないことが前提です。間食は、子どものおやつと同様に考えるのが理想です。食事で補いきれない栄養を取ることを目的にすべきです」
Q.1回の間食で、どれくらいのカロリーに抑えればよいのでしょうか。
関口さん「間食のカロリーは、1日で200キロカロリー程度に抑えれば、太る心配はありません。2度の間食をするのなら、1回100キロカロリー程度と考えればよいでしょう」
Q.間食をするのに、良い時間帯や悪い時間帯はあるのですか。
関口さん「体内時計の観点では、正午~午後8時は胃腸が活発に働く時間と言われており、その時間帯の間食がタイミングとしては好ましいです。それ以降は、脂肪の蓄積を促すBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質の関係でどんどん太りやすくなります。夕食のドカ食いが一番太りやすいことを考えると、夕食の2時間くらい前までに取るか、深夜まで仕事がある場合などは、寝る3時間ほど前までに済ませるのがよいでしょう。
夜中に空腹で落ち着かない場合には、温かい飲み物やスープなど70キロカロリー程度までの消化の良いものを取り、おなかを落ち着かせるとよいでしょう。カルシウムを含んだ飲み物は心を落ち着かせるので、寝る前には特にお勧めです」
Q.間食をするときは、朝・昼・夕の食事で取るカロリー総量を減らすことも必要ですか。
関口さん「ライフスタイルに合わせて全体の配分を調整するとよいでしょう。日常生活の活動量が少ない人は、朝食はスムージーなどで軽めに済ませ、昼食をメインにしてください。そして、間食をする分、夕食をカロリー控えめにして調整してください。活動量が多い人は、朝食と昼食は同じ程度にし、間食の分を夕食で調整してください。基本的に、夕食でカロリー総量の帳尻を合わせるようにすると体にも負担がかかりにくいです」
Q.ポテトチップスなどのスナック菓子や、油で揚げたドーナツなどを間食に食べるのはよくないのでしょうか。適度な間食に向いている食べ物とはどのようなものですか。
関口さん「間食は『栄養を補うもの』と考えるのが理想で、微量栄養素が多く、アミノ酸や食物繊維が含まれる食品がお勧めです。ナッツ類、小魚スナック、ドライフルーツ、ヨーグルト、ビターチョコ、チーズ、果物、豆菓子などが挙げられます。ポテトチップスなどのスナック菓子、ドーナツなどの高脂肪・高カロリーな食べ物も、たまには食べたいですよね。全てを禁止するのではなく、食べる頻度や量を調整しながら、心も満たされる食べ方をするのがお勧めです」
FNN 5/16(木) 18:10配信
よくスーパーで見かける、ウインナーソーセージ。
SNSで盛り上がっているのは、なぜこのウインナーソーセージは、いつも2個でセットになっているのか。
調べてみたら、意外な答えがあった。
ウインナーソーセージ、2袋セットの謎。
ツイッターでは、「安売りのお得感」、「商品を目立たせるため」、「双生児!?」といった投稿が。
スーパーに来ていた主婦は、「いつも2つになっている。そう言われてみれば疑問」、「鮮度と多く見える」、「まとめて売るため!?」などと話した。
スーパーの経営者・有限会社アキダイの秋葉弘道社長は、「メーカーから2個セットの状態で送られてくる。それが当たり前の状態」と話した。
謎が謎を呼ぶ、ウインナーソーセージの2個セット。
気になるわけが明らかになった。
日本ハム株式会社の広報IR部・日根真弓さんに伺ったところ、「1985年の発売当初は1パックだった。でも直後に2パックにしたら、お買い得感があってすごく売れた。それ以降、2個セットになっているんです」とした。
フードロス(食品ロス)という言葉、最近ではTVや雑誌に取り上げられる回数も増えました。
けれど、「節分の後に売れ残りの恵方巻を大量に捨てること」など、スーパーやコンビニでの問題と思ってらっしゃる方も多いかと思います。
実は、廃棄処分になってしまう食品の約半分は、私たちの家庭から出ているのです。
t
その主な理由は「生鮮食品の劣化、食べ残し、賞味期限切れ」です。
その原因と対策3つと、実は社会貢献もできる方法を紹介します。
フードロスとは、売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来なら食べられる食品が廃棄されてしまうこと。
日本全体では 年間約632万トン、私たち国民1人の1日あたりの量に直すと約136g(= お茶碗1杯分)を「食べられるにもかかわらず」捨てているのです。
これをお金に換算すると、一世帯あたりなんと年間約6万円分にもなります。
どうしてこのようなムダが出てしまうのでしょうか。
家庭からの原因を探ってみましょう。
冷蔵庫がパンパンだと、何が入っているか見えません。
同じものを買ってしまった経験、皆さんにもありますよね。
他にも「こんなのあったんだ…」と冷蔵庫の奥から出てくる幻の調味料や食材たち。
賞味期限切れで泣く泣く捨てることに。
まずは、風通しの良い冷蔵庫を目指しましょう。
食材を使い切ってから買い物に行くと、回数も減って節約にもつながります。
料理上手なタレントの山瀬まみさんは、「週に1度は冷蔵庫カラ生活」を実行されています。
「食べ物への感謝の気持ちが湧いてくる」とおっしゃってました。
冷蔵庫がスッキリしたら、お買い物へ行きましょう。
チラシや店頭で「お買い得」と書かれていると、ついつい買い物かごに入れたくなりますね。
いくら底値やセールでお得に買えても、使い切らずに捨ててしまえばそれは浪費です。
そこで買い物へは「買い物メモ」を持って行きましょう。
私はスマホケースにふせんを貼って、そこに書き込んでいます。
時間がない時は「冷蔵庫の写真を撮る」だけでも、重ね買いを予防できます。
旬のお野菜は突然大安売りになることがありますね。
安いから、と食べきれないのにキャベツ丸ごと1個、キュウリ6本入りを買ってしまうと、やっぱり捨ててしまうことに。
食べきれないのであれば、カットされているものやバラ売りを買いましょう。
そのほうが実質お安いことも多いですし、都度買った野菜の方が、1週間前に買った野菜より新鮮でおいしいですよ。
重たい袋を持って帰る負担も減ります。
スライスされたカボチャは小さなお子さんがいるご家庭には救世主です。
固いカボチャを切る手間や危険がなく、チンするだけでホクホクの1品ができます。
「訳アリ品」の訳って何だろうとずっと考えていました。
「不ぞろい」や「割れ」、「切れ端」などは知っていましたが、それ以外にも製造過程の都合上、どうしても発生する製造余剰品や、賞味期限が残り1か月程度になって返品された売れ残りなどもあるそうです。
味に問題はないですし、廃棄するにも、もちろんコストがかかります。
そのような商品をお得に買えるサイトを2つ、ご紹介します。
問題なく食べられる「ちょっといい」商品を集めたサイトがこちらの「ロスゼロ」。
普通に買うより、結構お安く買えますし、こちらで購入すると、売り上げの一部で途上国の支援ができます。
思っているよりはるかに多い食品のムダ。
まずは家庭から見直して節約とスッキリ生活を手に入れましょう。
そして日本は食料自給率が低く、世界から食べ物をたくさん輸入しています。
一方で世界には、今でも食べ物が十分にない地域があります。
バランスの偏りを少しずつ減らせば、世界の人々が健康に暮らせる世界に近づきます。
ぜひその1歩をあなたのご家庭から始めませんか。(執筆者:安藤 鞠)
食品新聞 5/14(火) 15:10配信
日本冷凍食品協会がまとめた18年の冷凍食品国内生産量は前年比99.2%、158万7千8tと前年をわずかに下回った。金額(工場出荷額)は99.8%、7千154億円とほぼ前年並みで着地した。
これに冷凍野菜輸入量105万1千938t、調理冷凍食品輸入量25万4千353tを加えた国内消費量は101.3%、289万3千299t。これを日本の総人口で割った国民1人当たりの年間消費量は101.8%、22.9kgといずれも過去最高を記録した。また金額では101.5%、1兆746億円と2年連続で1兆円を超えた。
国内生産量については、前年・前々年が好調だったことから一服感が出たといい、また自然災害の影響もあるとみられるが、輸入量が増加し消費量全体を底上げした形だ。
業務用は数量が96%、89万9千769t、金額は97.8%、3千965億8千万円といずれも3年ぶりの減少。家庭用は数量が103.7%、68万7千236t、金額は102.3%、3千188億2千200万円となった。
大分類の品目別生産量では引き続き水産物が93.3%と減少。また天候不良で農産物も91.2%と落ち込んだ。一方で国内生産の大半を占める調理食品は前年並み。
小分類品目別生産量では、1位コロッケ、2位うどん、3位炒飯、4位ギョウザは前年と変わらず。
調理冷食輸入は、数量103.6%、金額107%、1千641億円と増加。業務用輸入量は99.8%、21万4千39tとほぼ前年並みだが、家庭用は121.2%、325億円と大幅に増加した。国別輸入量では中国が98.4%と減少したが、タイは103.7%、ベトナム124.1%と増加した。ただ、輸入については協会会員社のうち、輸入調理冷食を扱っている36社を対象としており、日本の輸入量はこれを上回ると想定している。
@DIME 5/14(火) 7:03配信
海藻は日本食を代表する食材であり、「健康的である」というイメージがあるにもかかわらず、その健康効果については未解明な部分が多い食べ物だ。
今回、理研ビタミンはわかめを摂取することにより食後の血糖値の上昇とインスリンの分泌が抑えられることをヒト試験で確認した。
わかめの摂取が食後血糖値およびインスリンの上昇を抑える
わかめの摂取による食後血糖値の上昇抑制(図1)
わかめを食べていた場合は食べていない時と比較し、食後の血糖値の上昇が著しく抑えられた。特にその効果は食後30分で著しく(図1A)、食後2時間を通じた血糖値の変化量の合計も、わかめの摂取により著しく低下していた(図1B)。
わかめ摂取によるインスリンの節約(図2)
わかめを食べていた場合は食べていない時と比較し、食後のインスリンの上昇が著しく抑えられた。特にその効果は食後30分で著しく(図2A)、食後2時間を通じた血中のインスリンの変化量の合計も、わかめの摂取により著しく低下していた(図2B)。
食事をして炭水化物をとると、消化によってブドウ糖となり、小腸から吸収されて血液のなかに入るため、食後は血液中のブドウ糖の量(血糖値)が高くなる。
健康なヒトの場合、血糖値が上がるとその変化を膵臓が感知してインスリンというホルモンを分泌し、ブドウ糖が筋肉に取り込まれてエネルギーとして使われる。余った分は肝臓、脂肪細胞などの組織に脂肪などとして蓄えられて、適度な値に血糖値はコントロールされる(文献3)。
食後の急激な血糖値の上昇は動脈硬化をまねき、糖尿病の進行にもつながるため、上手にコントロールすることが大切だ。
また、インスリンの作用は血糖値の制御だけでなく、脂質の代謝などにもおよび、過剰なインスリンは糖分を脂肪に変えてからだに貯めるようにも働く(文献4, 5)。そのため、食後の過剰なインスリンの分泌を抑えることも大切だ。
研究の結果から、わかめを摂取することにより、食後の血糖値の上昇およびインスリンの分泌が抑えられることが期待される。
方法
被験者:健常成人男女26名の方
対照食:米飯 200g
試験食:米飯 200g+乾燥カットわかめ※ 4g
※5分間、十分量の水で戻し、その後2、3回水ですすぎ水切りしたものを摂取。
※米飯摂取5分前よりわかめは摂取を開始した。
調査項目:米飯摂取前、摂取30、60、90、120分後の血糖値および血中のインスリン値
文献1)Hata Y., Nakaima K., Uchida J., Hidaka H., Nakano T. Clinical effects of brown seaweed, Undaria pinnatifida (wakame), on blood pressure in hypertensive subjects. J. Clin. Biochem. Nutr. 2001; 30: 43-53.
文献2)Yoshinaga K, Maruya R, Koikeda T, Nakano T. Effect of Undaria pinnatifida (wakame) on the human intestinal environment. Functional Foods in health and disease 2018; 8(10): 477-493.
文献3)糖尿病治療の手びき2017(改訂第57版) 日本糖尿病学会編・著 南江堂
文献4)糖尿病診療ガイドライン2016 日本糖尿病学会編・著 南江堂
文献5) 益崎裕章 肥満症の内分泌学的解析 日本内科学会雑誌 2011; 100(9): 2638-2645.
構成/ino