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食品新聞 10/10(木) 10:00配信
将来気をつけたいもしくは予防したい病気のトップは認知症――。
サントリー食品インターナショナルが8月、スクリーニング調査で選出された20~70代の男女2700人を対象にインターネット調査を行ったところ、調査結果の1つにこのような意識が浮き彫りとなった。
17年の調査では、予防したい病気のトップはがん(52・9%)で認知症は49・7%で2位。18年もがん(53・9%)と認知症(50・0%)の順位は変わらず、今回の調査で初めて、認知症が39・5%となり、がん(39・1%)を僅差で上回ってトップになった。
9日都内で発表した沖中直人常務執行役員は「生活者の皆様の調査の中から若い人を含めて認知症にはなりたくないという言葉がでてきた。今後、我々がどういうソリューションを提案していくかというところも認知症という問題からは避けて通れない」と語る。
ゲストに招かれた予防医学研究者・医学博士の石川善樹氏は、認知症の根本原因は睡眠不足にあると指摘。睡眠不足の根本原因が、表面上の原因である身体活動の不足と食生活の乱れをまねき、生活習慣病から認知症を患うのだという。
石川氏は睡眠不足の対策として、社会的時差ボケを引き起こす休日の寝だめを止めることと平日の睡眠改善の2つを挙げる。
休日に平日よりも約2~4時間遅く起きることで時差ボケの影響は水曜日まで残るとし「土曜日の朝も平日と同じ時間に起きる」ことを提唱。そのためには、金曜日の夜は8時までに食事を済ませて早く就寝し、会社の飲み会などは木曜日に設定することを推奨する。
平日の睡眠改善としては、新しいことは継続することが難しいことからキーストーン習慣を呼びかける。
「建築の一番要になる石のことをキーストーンという。生活の中でこれを見つけることが大切」と語る。
お昼に食べ過ぎる人の場合、この食べ過ぎがキーストーンになりうる。
お昼に食べ過ぎると
→午後に眠たくなる(仕事にならない)
→夕方からようやく体が起きる
→仕事が遅くなる
→朝から眠くて疲れている
→午前中におなかがすく(仕事にならない)
→お昼に食べ過ぎる
――といった悪循環が想定される。これを改善するために、お昼に食べ過ぎないようにすれば、午後に眠くならない(仕事がはかどる)→仕事がはやく終わるといった具合に順繰りに改善していくのだという。
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