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毎日新聞 8/23(水) 12:01配信
インターネットで献立を選び、届いた食材で簡単調理--。レシピ付きで人数分の食材が自宅に届く「料理キット宅配サービス」が人気だ。健康にも配慮した手作り感あふれる料理と、家事の時間短縮を両立させたのが特徴で、共働き世帯の支持を集めている。女性の社会進出が加速する中、新たな食卓の形が生まれつつある。【大野友嘉子】
◇手作り感、家事軽減両立
「娘が歩けるようになり、目が離せなくなった。炊事の時間を減らしつつ、安全な食材にもこだわりたい」。東京都江東区の会社員、谷里紗(りざ)さん(31)は夫(35)と1歳8カ月の長女の3人暮らし。職場復帰した昨年秋から「オイシックスドット大地」(東京都品川区)の料理キット宅配サービスを利用している。20分程度で作れるため出勤前に調理を済ませ、帰宅後に温めて食べるのが日課だ。
有機野菜や加工品を販売するオイシックスは2013年7月、料理キット事業に参入。「共働きで料理する時間がない」などの声が寄せられたためだ。有名シェフ監修の「ニラバターしゅうまい」や「豚の塩しょうが焼き」など、主菜と副菜のセットメニューを毎週20種類以上そろえる。
1人前換算で500~700円程度と、スーパーなどで食材を買い集めるよりやや割高。それでもおいしさと手軽さが受け、初年度約27万食だった出荷数は15年度に約160万食、16年度に約250万食に急増した。利用者は東京、大阪、名古屋、福岡など都市部近郊に住む30~40代の働く女性が大半を占める。今年7月下旬には、資本提携したローソン運営のネットスーパーでも取り扱いを始めた。
販売好調の背景には社会の構造変化がある。共働き世帯は女性の社会進出に伴って増加を続け、1990年代に専業主婦の世帯数を追い抜いた。現在は専業主婦世帯の約1.7倍。家事の時短を求める声が増えたことに加え、ネット通販が普及したこともオイシックスの追い風になった。
料理キットの老舗業者らも新たな対応を迫られている。75年創業で、全国66のフランチャイズ店を展開する業界最大手の「ヨシケイ開発」(静岡市)は昨年5月、「鶏肉のクリーム煮レモン風味とサラダナンピッツァ」などカフェ風メニューを発売した。高齢化した従来の顧客層より若い世代をターゲットにしたもので、1年余りで700万食を販売。今年7月には「保存料・合成着色料不使用」「安心の国内製造」を売りにしたメニューをスタートさせた。秋には時短をさらに追求したメニューや、離乳食の作り方ガイドを充実させる予定だ。
パルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区)は14年4月、1日分の料理キットの販売を開始。今年6月からは3日分のキット販売に踏み切った。従来の顧客層より若い共働き世帯や子育て層で新規顧客を開拓する狙いがある。業界を超えた提携の動きもあり、コメ卸大手の神明(神戸市)は今年5月、東海地方で料理キットなどを宅配するショクブン(名古屋市)に出資。「共働きが増え、今後も需要が伸びる分野」(神明)と判断した。
調査会社TPCマーケティングリサーチは、高齢者らが料理キットから宅配弁当に移行しているのに対し、共働きの若い世代が料理キットの主要な利用者になりつつあると分析する。ただ、若い世代は、将来の不安から節約志向が強い側面もあり、野村総合研究所の宮脇陽子グループマネジャーは「市場拡大には、価格やカロリーを抑えつつボリュームがあるなど、付加価値の高い商品開発が求められる」と指摘している。
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ロイター 8/17(木) 11:44配信
[マラカイボ(ベネズエラ) 16日 ロイター] - ベネズエラの警察当局は、西部スリア州の動物園から動物が盗まれた事件を捜査していると明らかにした。食用目的で盗まれた可能性が高いという。
警察当局者によると、コロンビア国境に近いマラカイボの動物公園から先週末にイノシシに似たクビワペッカリー2頭が盗まれた。国家警察の担当者は15日、「食用目的で盗まれたと考えている」と述べた。
ベネズエラでは、社会主義経済モデルの崩壊で慢性的な食糧不足が発生し、栄養失調がまん延。多くの人が食べ物を求め、ごみ箱まであさる様子も見られている。
動物園の園長は、ここ数週間で盗難が多発し、10種類の動物が被害に遭っており、1頭のバッファローは切り分けられていたと説明。ただ、盗難は麻薬ディーラーが動物の販売目的で行っているとの見方を示し、16日のインタビューでは「彼らはここにあるものを何でも持ち出す。動物は食べるために盗まれたのではない」と述べた。
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毎日新聞 8/4(金) 21:45配信
大阪府はフグの販売や加工などの許可について、1948年に全国に先駆けて制定された条例を来春にも改正する方針を決めた。営業許可が必要な範囲を限定し、毒を除いた切り身を使えば、許可を得た専門店ではない一般の飲食店でも、てっさやてっちりを提供できるようにする。大阪府は全国のフグ消費量の約6割を占めるが、他府県よりも厳しい規制が残っていた。大阪を代表する食材を味わえる店が増えそうだ。
フグの販売を原則禁止した食品衛生法が47年に制定された翌年、府は条例を制定。飲食店でてっさやてっちりなど生の食材としてフグを提供する場合、肝や卵巣など毒のある部位の除去に加え、調理や料理の提供にも許可が必要とした。空揚げなど加工品には許可は必要ない。
改正案では、毒のある部分を除いたり、ひれを切り離したりする処理行為に許可を限り、処理された切り身を用いた調理には許可は不要とする。
府食の安全推進課によると、28道府県では毒を除いたフグの調理に許可はいらない。大阪府市の有識者会議から「他府県と比べて厳しすぎる」と提言があり、4日に改正案を公表した。9月議会への提案を目指す。
同課は「『安く、おいしく食べてなんぼ』の大阪文化が一層広まるきっかけになれば」と期待し、関西の食雑誌「あまから手帖」の中本由美子編集長は「専門店だけでなくいろいろな店で食べられるようになり、多彩なメニューが出てくれば面白いのでは」と話している。【藤顕一郎】
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みんなの経済新聞 8/1(火) 15:00配信
マカティ市のベーカリーカフェ「Staple and Perk Cafe(ステープル・アンド・パーク・カフェ)」が7月、3周年を迎えた。(マニラ経済新聞)
同店は企業の本社などが集中するマカティ市のビジネス街にある。コールセンターなど夜間勤務のビジネスパーソンも多く、同店も日曜以外は24時間営業。近くで働く人たちの憩いの場となっている
店名の由来は「必要不可欠で重要な食べ物」「つなぐ」という意味を持つ「ステープル」と「コーヒーを入れる」「元気を取り戻す」と言う意味の「パーク」から。マネジャーのジェシカさんは「仲間と集まって友情を深めたり、仕事の合間にほっと一息いれたりしてもらいたい」とオープンからのポリシーに力を込める。
人気はイタリアンから取り入れたライムソーダとフレーバーシロップの「Perk Cooler(パーク・クーラー)」(60ペソ=約150円)。「イチゴと青リンゴのテイストがありすっきりとした飲み心地が受けている」という。軽食はクリーミーなソースとエシャロットの甘みをベーコンのパンチが引き立てる「Bacon and Shallots(ベーコン・アンド・シャロッツ)」(250ペソ=約625円)が人気という。ベーカリーカフェとしてサンドイッチはもちろんチキンアンドライス、ライスミールなどフィリピン人に人気の「ご飯もの」も取りそろえる。
ジェシカさんは「誕生会や体験型講座などさまざまなイベントにも対応しているので相談してほしい」と呼び掛ける。
24時間営業(日曜は15時まで)。
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ITmedia ビジネスオンライン 7/26(水) 11:44
日本で初めてポテトチップスを量産した会社はどーこだ。答えは「湖池屋」。1962年、日本人の嗜好(しこう)に合う商品として「のり塩」味を、いち早く開発したのだ。
老舗メーカーであるにもかかわらず、最近のポテトチップス市場をみると、苦戦している様子がうかがえる。首位カルビーは7割を超えているのに、2位の湖池屋は2割ほど。大ファンであれば、袋に入っていない状況で目の前に出されても「これはカルビーの味だ」「こっちは湖池屋だな」と言い当てることはできるだろうが、多くの消費者は難しいはず。味の違いはそれほど感じられないのに、カルビーに軍配が上がっていたのだ。
このままではいけない、なんとかしなければいけないということで、湖池屋は新商品を出すことに。国産じゃがいもを100%使用して、プレミア感が漂う「KOIKEYA PRIDE POTATO」(以下、プライドポテト)だ。2017年2月に販売したところ、瞬く間に消費者に受け入れられ、さらにSNSでも話題が広がり、発売から1週間で予定していた1カ月分を販売する。その後も勢いは衰えず、3種類そろえたフレーバーのうち2種類は販売休止に追い込まれた。それでも2カ月を待たずに、売り上げは10億円を突破したのだ。
3種類すべてがそろったのは、5月末のこと。にもかかわらず、販売開始から半年足らずで、売り上げは初年度目標の20億円を超えた。菓子業界では「20億円超えればヒット商品」と言われている中で、なぜプライドポテトは消費者に支持されたのか。その理由について、プライドポテトのブランドマネージャーを務める野田幸宏さんに聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。
●プライドポテトは「国産」をアピール
土肥: プライドポテトがよく売れていますよね。2016年11月に開かれた会見の席で「国産じゃがいも100%」を強調されていましたが、「なにをいまさら」と思われた人もいたのではないでしょうか。というのも、1962年にポテトチップスを発売してから、55年間国産のじゃがいもを使ってきたわけですよね。
野田: プライドポテトの企画は「湖池屋のフラッグシップになるような商品をつくるにはどうすればいいのか」といったところからスタートしました。テーマはいくつかあるのですが、そのひとつが「国産」。ご指摘のとおり、ポテトチップスの量産化を始めて55年が経ちますが、その間ずーっと国産じゃがいもを使ってきました。社内でも「国産じゃがいもを使うのは当たり前」という認識があったのかもしれません。しかし、その当たり前は当たり前ではない、「和」を感じられる商品をつくることはできないかということで開発が進みました。
土肥: 1960年代であれば、「Made in Japan」よりも「Made in USA」や「Made in Italy」のほうが特別感がありましたよね。国産の商品よりも、欧米のモノは「質がよくて、高級だ」といった感じで。そのような時代背景があったので、湖池屋でも「国産が強みなる」と考えなかったのかもしれません。その後も国産を特にアピールしてきませんでしたが、このタイミングで「和」を強調したわけですね。
プライドポテトをパッと見て、気になるのはやはり「立っている」こと。スーパーやコンビニなどの棚に並んでいると「存在感があるなあ」という印象を受けるのですが、この形状はどのような経緯で決まったのでしょうか?
野田: デザインや袋の形状で何か新しくできることはないかといった話になり、いろいろなアイデアが出てきました。そうした中で、コーヒー豆が入っている袋に注目しました。「ヘムシール」と呼ばれるモノなのですが、菓子ではあまり使われていない。当社でも使ったことがない。ただ商品棚に置いてみたところ、いい意味で違和感がありました。
スーパーやコンビニなどにはたくさんの商品が並んでいるので、目立たせるためにわざと立たせるケースがあるんです。一番前にくる商品の背後に、背もたれなどをつくったりして。そんな苦労を知っていたので、新商品でヘムシールを採用しました。ただ、決めたものの、その後が大変でして……。
土肥: 何があったのでしょうか?
野田: きちんと折り目をつけて、売り場でキレイに立たせることはものすごく難しいことが分かってきました。試しにつくってみたものの、すぐに倒れたり、斜めになったり。接着の温度をどのくらいにすればいいのか、何秒温めればいいのか、といった作業を繰り返した結果、いまのように立たせることができました。
●人は自立しているモノに気持ちが入る
土肥: なぜ、立たせることにそこまでチカラを入れたのでしょうか? お客に新規性を感じてもらいたいという気持ちは理解できるのですが、なにもそこまでしなくても。
野田: 中身が変わっても普通のデザイン、普通の形状だと、変わったことがなかなか伝わりません。お客さまに分かりやすく伝わるように、デザインや袋の形状で何か新しくできることはないかといった話になり、結果的に立たせることにしました。また、人は自立しているモノに気持ちが入るのではないか。自分のモノとして感じることができるのではないか。そうした仮説をもとに、立たせることに取り組みました。
土肥: なるほど。次に、味の話を聞かせてください。「魅惑の炙り和牛」「松茸香る極みだし塩」「秘伝濃厚のり塩」の3品を発売しましたが、なぜこの味なのでしょうか?
野田: ポテトチップの定番の味といえば「のり塩」「うす塩」「コンソメ」ですよね。社内からは「王道の3品を出そう」といった声がありましたが、考えてみたらこの3品だとこれまでと何も変わらない。「違う味で勝負すべきではないか」といった意見がたくさん出てきましたが、のり塩は55年間、休まずに発売してきたので「のり塩だけは発売しよう」となりました。
では、うす塩やコンソメに変わる味をどうすればいいのか。議論したところ、「うす塩ではなくて、だしを入れてみてはどうか」といった声がありました。日高産の昆布、焼津産のカツオ節を入れて、そこになにかアクセントを感じられる食材を入れることはできないか。そこで、マツタケに注目しました。実際につくってみたところ、社内外での評価が高かったので「だし塩」に決まりました。
土肥: (食べてみて)確かに、だしの風味を感じることができて、フワーッとマツタケの香りが漂います。
野田: 次にコンソメに代わる味を考えたところ、テーマが「和」だったので「和牛はどうか」といった声がありました。どのようなアクセントをつけると、おいしくすることができるのか。火にあぶったような風味だったり、黒コショウなどを入れることによって、キレがでるように改良しました。
土肥: 理想の味に近づけるのに苦労はなかったですか?
野田: 3品とも大変だったのですが、中でもだし塩の開発は苦労しました。「だし」と言っても、カツオ節や昆布などが入っているので、そのバランスをとるのに何度も試作を繰り返しました。昆布の味を強くすると、カツオ節の味が弱くなってしまう。逆に、カツオ節の味を強くすると、昆布の味が弱くなってしまう。さらに、そこにマツタケを入れると、カツオ節と昆布の味が弱くなってしまう。複雑なからみ感を出すのに、とても苦労しました。
●ブームを終わらせないために何ができるのか
土肥: 一番人気ののり塩を残す選択をしたわけですよね。のり塩の生産量を落として、2品体制でやっていくことはできなかったのでしょうか。
野田: いえ、その選択肢はなかったですね。看板商品であるのり塩だけは販売しようと決めました。ちなみに、最も売れていたのはのり塩、だし塩と和牛の売り上げはほぼ同じ。2品ともよく売れていたのですが、どちらを出荷停止にするかといった話になったとき、よりベーシックな味のだし塩を残すことにしました。
土肥: 当時、社内はどのような状況だったのでしょうか。
野田: 個人的に、パニックに陥っていました。ものすごい勢いで売れているのはうれしかったのですが、同じ勢いでお客さまが離れていくかもしれない。そんな不安を感じていました。ブームで終わらせないためには、どうすればいいのか。そのためにはどのような手を打つことができるのか、といったことばかり考えていました。
土肥: 4月3日にだし塩、5月29日に和牛がそれぞれ復帰しました。4月3日にだし塩を復帰したのはいいとして、和牛は遅すぎませんか。だし塩が復帰してから、2カ月ほど時間がかかっていますよ。
野田: 「少しでも早く戻したい」と考えていましたが、供給量の問題がありまして。無理をして、4月中旬に和牛を戻しました。でも、またなくなりました、やっぱりダメでした、販売休止になりました。となると、会社の信用を失うかもしれません。そうした事態は避けなければいけないので、早く戻したいという気持ちはあったのですが、慎重にならざるを得ませんでした。
あと、だし塩を復帰させたときに、のり塩の売り上げもアップしました。スーパーやコンビニなどから「店頭で一緒に並べたい」という声をいただいていまして、もしこのタイミングで和牛も戻していたら、また販売休止に陥っていたかもしれません。というわけで、少し期間をおいて和牛を復帰させました。