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2025/05/19

精美の食べ物ブログ!食べちゃダメ!?糖尿病と果物制限の関係

精美スキンケアクリニック公式サイト


AllAbout   
5/7(月) 19:45配信

 

◆糖尿病だと果物を食べてはいけないの?

糖尿病の食事療法としてブームにもなった「低糖質ダイエット」。支持された理由として、以下の2点が挙げられるようです。

1.糖質だけを考えればよく、他の栄養素については考慮する必要がないため、注意を払わなければならない食材の種類が限定される。そのため、やるべきことがわかりやすい。また糖質以外の食材(肉や魚など)は制限がなく、焼き肉食べ放題などに行っても問題ない

2.ウィスキーなどの蒸留酒であれば飲酒も可能しかし、低糖質ダイエットはお菓子類だけでなく、米飯やパン、麺といった日本人にとっての「主食」を制限します。主食を制限することは、エネルギー源である炭水化物・たんぱく質・脂質のバランスが大きく崩れてしまいます。そのため、主食制限はやりすぎであるとして、「せめて果物だけでも止めたらどうか?」という考え方が出てきているのだと思います。

実際、糖尿病の患者さまの食事内容を調べてみると、毎食後にデザートとして果物をしっかり食べないと気が済まないという人も多いものです。特に高齢の糖尿病患者のなかには「果物を食べることが唯一の楽しみだ」という人も少なくありません。

◆糖尿病治療効果を下げない果物の食べ方・量の目安

「果物を食べてはいけない」と言われてしまう患者さまの多くは、果物の摂りすぎであることが多いようです。『糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版』では、果物も食べるべきものとして、必要量として指示カロリーが1600kcalの人で1日1単位(80kcal)が指定されています。

それぞれに指示カロリーが違うと思いますので、それに見合った1日の必要量を守れるような量を食べればよいのです。

しかし、いちいち見比べるのは大変です。毎日、それぞれの果物のエネルギー量を調べて何グラムまで食べてよいか計算するのは大変だと思います。

そのため、高齢でどうしても果物を食べたいという患者さまには「果物はこぶし1個分を1日量として、毎食後のデザートとして食べたいのであれば、これを3等分した量くらいを目安にする」という方法をお話ししています。手であれば、どこにいても持ち歩いていますし、食べ物と大きさを見比べるのも難しくはありません。

ここで一度、練習をしてみましょう。一覧表を見ると、みかんは中くらいのもの2個くらい、りんごは半分くらいです。そして自分のこぶしの大きさと見比べてみてください。いかがでしょうか? 同じくらいの大きさではないでしょうか。

お子さんが糖尿病の場合、果物で80kcal分を食べてしまうと多すぎてしまう可能性も高いですが、本人のこぶしの大きさと同じくらいの量が適量と考えて食べるようにすれば、ほぼ問題はないと考えてよいと思います。

◆果物だけが悪ではない! 食べ方のタイミング・量・質の工夫を

果物は食事のごく一部です。それだけに気を付ければよいというわけではありません。

糖尿病の食事療法は食事のタイミング・食事の質・食事の量の3つの要素があると思います。低糖質ダイエットは食事の質に特化した方法ですので、食事のタイミングと食事の量については全くノーマークです。こういった方法は一時的には上手く行くかもしれませんが、どこかで無理が生じて、リバウンドしやすいものです。

糖尿病の治療は一時的に上手く行けばよいというものではありません。生涯を通じて、血糖値が上がりにくい生活習慣を身につけることが最も大切です。

そのためには、食事療法も精神的にも負担の少ない方法で行う必要があります。必ずしも低糖質ダイエットが悪だというつもりはありませんが、これだけが食事療法のやり方ではありません。時間がかかってもいいので自分自身に負担がかからず、治療効果が出やすい方法を探してみてください。

平井 千里

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2018/05/08 未選択 Comment(0)

精美の食べ物ブログ!カーネル・サンダースがモナカアイスに……

精美スキンケアクリニック公式サイト

ASCⅡ   
4/26(木) 16:30配信

 

ケンタッキーの創業者であるカーネル・サンダースの顔型のもなか皮でサンドした冷たいデザート「カーネルモナカアイス」が話題です。
 ごきげんよう、アスキーのモグモグ担当のナベコです。お肉とお酒が大好き。5月の大型連休には昼からフライドチキンにでもかぶりついて、お酒を流し込む生活をしたいなと考えています。
フライドチキンといえば……。
 
 ケンタッキー・フライド・チキンの「アイス」に注目です!
 
「カーネルモナカアイス」(1個220円)数量限定販売中
 ケンタッキーの創業者であるカーネル・サンダース氏のキャラクターを、もなか皮に型で描いてサンドした冷たいデザートです。4月19日から発売されており、SNSではすでに「食べるのがもったいない」「かわい~」などのコメントが見られます。
 
 ケンタッキーファンの多くの方と同じように、私はカーネル・サンダースのおじさまを見るとキュンキュンしてしまいます。子どものころは店頭のカーネル・サンダースとよく握手していました。
 
 そんなカーネル・サンダースの笑みが描かれたモナカアイスって、ビジュアル的にたまらない。かわいい、とひと言で済ませていいのか。すごく、テンションが上がる。愛おしい。というくらいに。
 
 というわけで、高まる気持ちでいただいてみました。カーネルおじさま、いただきまーす。
 
 モナカの内側にはホワイトチョコがコーティングされていました。モナカアイスでホワイトチョコって珍しい。中にはたっぷりのミルクアイスで、まろやかでおいしーー!!
 
いつまで売ってるの?
 カーネルモナカアイスは数量限定商品ですが、ケンタッキーフライドチキンに問い合わせたところ、5月も継続して販売されるそう。
 
 また、大型連休はこんなキャンペーンも。通常価格220円のところ。4月29日~5月6日には「スマイルセット」購入した人限定で特別価格150円で提供されるそうですよ。
 
 持ち帰りもできるので、行楽でお出かけするときのオヤツにいかがでしょう。見た目がユニークなのでお子さま受けも間違いないです。
 
世界で人気の「ホット&スパイシーチキン」も販売中
 ケンタッキーではただいま「ホット&スパイシーチキン」も数量限定で販売しています。1ピース270円。日本以外ではすでに販売されていて、アジアの7つの国と地域では売上ナンバーワンという、世界的に人気なチキンだそうです。
 
 「レッドホットチキン」とはどう違うのでしょうか? 食べてみました!
 
 ピリ辛だけど、タンドリーチキンのような、アジアンテイストな味でした。製品説明には、唐辛子に加えて、クミンやオレガノなど複数のスパイスとハーブを使用しているとあったので、インドカレーにも共通するスパイスがエキゾチックな風味に仕上げているようです。
 
 ピリ辛、スパイシーで衣はサクサク。ビールが進みますよ! 私は大型連休にはオリジナルチキンとホット&スパイシーチキンをたくさん買って、おうちでひとりケンタパーティーをしようかな。
 
 
書いた人:記者ナベコ
 
デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

2018/04/27 未選択 Comment(0)

精美の食べ物ブログ!なぜ? 回転寿司のファミレス化が止まらない

精美スキンケアクリニック公式サイト

読売新聞  4/23(月) 7:01配信

 


 大手回転寿司(ずし)チェーンが、寿司以外の「サイドメニュー」をどんどん充実させている。各社がラーメンやカレー、スイーツなどのメニューを増やし、あたかも「ファミリーレストラン(ファミレス)化」を進めているように見えるのだ。流通・外食業界の分析に定評がある店舗運営コンサルタントの佐藤昌司氏に業界事情を解説してもらった。

■ますます激化する「サイドメニュー合戦」

 チョコレートケーキ、パフェ、ポテトフライ…。子どもが大喜びする食べ物が、寿司とともにベルトコンベヤーで運ばれてくるのはもはや当たり前。今、回転寿司チェーンのメニューを見ると、「こんなものまで!」と思うぐらい、「寿司店」とはほど遠い料理の写真が目に飛び込んでくる。

 数年前から本格化してきた大手回転寿司チェーンの「ファミレスメニュー」の強化。当初は一時的な動きと見る向きもあったが、さらに競争は激しくなっている。

 早くからカレーや天丼、豚丼などの「寿司店らしからぬ」サイドメニューに注力していたのは、業界2位のくら寿司(運営:くらコーポレーション)だ。

 3月中旬には初の本格的な洋食メニューを発売した。ラーメンの麺にカルボナーラソースを加えた「カルボナーラ スパらッティ」と、「イタリアンチーズハンバーグ」という、かなりコッテリ系の料理だ。さらにデザートメニューの「チョコとマスカルポーネのパフェ」も投入した。

 一方、業界首位のスシロー(あきんどスシロー)は昨年11月、スイーツ強化の取り組みとして、社内の部署横断プロジェクト「スシローカフェ部」を発足させた。

 第一弾の商品として専門店が監修したアップルパイを同月中旬から、14粒のイチゴを贅沢(ぜいたく)に使った「苺(いちご)すぎるパフェ」など3種のイチゴスイーツを同じく今年3月中旬から、それぞれ期間限定で販売した。若い女性らをターゲットに、スイーツの写真をツイッターやインスタグラムに投稿すると、食事券が抽選で当たるキャンペーンなども実施した。

 ゼンショーホールディングス傘下のはま寿司は、ラーメンの販売に注力する。これまでにも「旨(うま)だし鶏塩ラーメン」「北海道濃厚味噌(みそ)ラーメン」など様々なラーメンを提供してきたが、3月には、昨年1か月間で60万杯以上を売り上げた「春の旨だしはまぐりラーメン」を再びメニューに加えた。たこ焼きやうどんなども充実している。

 かっぱ寿司(カッパ・クリエイト)も2月下旬、一部の店舗で時間を限定し、「デミたまハンバーグ丼」や「とろたまローストビーフ丼」など計5種類の丼メニューを発売した。昨年11月下旬には、人気映画「鋼の錬金術師」とコラボした「ハガレンパフェ」を10万食限定で用意した。

■“ファミレス化”のメリットとは?

 大手回転寿司チェーンがファミレスのようなサイドメニューを競って投入し続けるのはなぜか。大きく分けると、(1)新たな客層を取り込む(2)リピーターを確保する(3)他の回転寿司チェーンとの差別化を図る――の三つの目的があるようだ。

 サイドメニューを充実させることで、普段の外食ではファミレスを中心に利用する客層も取り込むことができる。魚嫌いの子どもを連れているファミリーにもアピールできるはずだ。

 寿司ばかり食べていては飽きてしまうという客も、サイドメニューが充実し、料理の幅が広がるとあれば、次に来店する楽しみが増え、リピーターの増加につながる。客離れを食い止めるのにも一役買いそうだ。

 また、低価格の回転寿司チェーンでは寿司ネタで特色を打ち出すことは、実は難しい。しかし、サイドメニューであればわかりやすい差別化が可能になる。たとえば、はま寿司はサイドメニューの中でも「ラーメン」を特に強く押し出し、「ラーメンも楽しみな回転寿司チェーン」という評判を確立して、差別化に成功しつつある。

■スシローは女子高生を取り込み

 そうした中、スシローがスシローカフェ部を立ち上げた動きは興味深い。

 この取り組みによって、午後2時から5時ごろまでの、寿司を目当てに訪れる客が減る「アイドルタイム」に女子高生たちが来店し、スイーツや寿司を楽しむケースが増えているそうだ。

 回転寿司チェーンはファミレスに比べ、アイドルタイムの集客が難しいとされてきた。しかし、ピークの時間帯を過ぎてから寿司目当てで訪れる客もいる。客離れを防ぎたい各チェーンは極力、人手を抑えて接客をしながら、仕込みや清掃などをこの時間帯に並行して行うケースが多い。

 そんな中、くら寿司も以前からコーヒーやスイーツに力を入れており、スシローはここにきて「カフェ部」でイメージを強化。学校帰りの女子高生という新たな客を取り込み、アイドルタイムの売り上げを伸ばすための「仕掛け」で競い合っているのは特筆に値する、と筆者は考えている。

■ファミレス市場に「侵食」?

 回転寿司業界は今も成長し続けている。

 大手では、かっぱ寿司が苦戦しているものの、スシローとくら寿司、はま寿司は今も各地で出店攻勢を仕掛け、売上を伸ばし続けている。

 16年度の売上高は、スシローが前年比8.5%増の1477億円、2位のくら寿司が7.9%増の1136億円、3位のはま寿司が8.0%増の1090億円。かっぱ寿司だけが1.1%減の794億円と減収だった。

 このように業界は活況を呈しているが、一方で多くのチェーンがひしめき合い、「過当競争」に陥っている感も否めない。これまで主戦場だった郊外のロードサイドでは用地や物件の獲得競争が激化。以前よりも出店余地は狭まっている。さらに、既存店売上高では各社苦戦している。

 都市部や海外への出店、新業態での展開などで業績を拡大する余地がまだあるとはいえ、「新規出店ありき」の成長戦略では、いずれ行き詰まる、と筆者は見ている。

 各社も既存店の収益性を高める必要があると考えていて、その答えの一つが“ファミレス化”のようだ。

 調査会社の富士経済(東京)によると、16年の国内のファミレスの市場規模は1兆3198億円。これに対し、回転寿司は6055億円だった。ファミレスの市場は回転寿司の2倍以上に上る。回転寿司チェーンには、大きなファミレス市場はさぞ魅力的に映るだろう。

 回転寿司チェーンが“ファミレス化”することで、当然、ファミレス業界は影響を大きく受ける。回転寿司チェーンに勢いがあるとはいえ、ファミレス側も市場への「侵食」をそう簡単に許すわけにはいかないだろう。

■回転寿司の大きな「武器」

 しかし、回転寿司チェーンには、ファミレスにはない大きな武器がある。

 その一つが、ファミレスと比較した場合の、売上収益(売上高)に占める人件費を中心とした販売管理費(販売費及び一般管理費)の割合(売上高販管費率)の低さだ。

 ファミレス最大手で「ガスト」などを展開するすかいらーくを例に挙げてみよう。すかいらーくの17年度の販管費率は約61.7%。これに対し、回転寿司首位のスシローの親会社、スシローグローバルホールディングスは約45.4%で、すかいらーくより約16ポイント低い。

 回転寿司は専用のベルトコンベヤーを使い、基本的に人の手を介さず客席まで料理を運べるため、ウェーターやウェートレスなどホールを担当する従業員が少なくてすむ。つまり、人件費を低く抑えられるのだ。外食産業全体が人手不足で人件費の高騰に苦しむ中、これは大きな強みと言える。

 一方、17年度の売上収益に占める、材料など商品の原価(売上原価)の割合(売上原価率)は、すかいらーくの約30.1%に対し、スシローが約48.3%で約18ポイント高い。

 一般的に、外食産業の売上原価率は30%程度といわれる。すかいらーくが低いというより、スシローが高いのだ。スシローの原価率の高さは、外食産業でもかなりの水準にあるとされる。くら寿司もスシローに近い原価率だ。

 つまり、販管費が抑えられる分、寿司ネタなどにお金をかけ、低価格で提供することができるのだ。

■回転寿司はファミレスの「脅威」となるか?

 もし、売上原価率が低いファミレスのメニューを回転寿司チェーンが積極的に導入すれば、平均の原価率が下がって、より高い利益率を確保できるようになる可能性がある。一方で、販管費が大きく上がりそうな要素はないため、原価を抑えて捻出した費用で「目玉商品」を投入できるかもしれない。

 利益を重視する場合は前者を、集客を重視する場合は後者を選ぶことになるだろう。仮に後者を選択した場合、ファミレスにとっては大きな脅威となるに違いない。

 ファミレスには、商品開発力などで「一日の長」があり、顧客満足面でファミレスがすぐに回転寿司チェーンに後れを取ることはないだろう。しかし、価格や品質、品ぞろえなどを総合すると、回転寿司チェーンは決して引けを取らないと筆者は考えている。

 回転寿司の“ファミレス化”は今後も止まらないのではないだろうか。ファミレス各社は回転寿司を「しょせん、真似(まね)ごと」などと軽く見ていては足をすくわれ、市場を奪われかねない。ファミレス側にも商品開発の努力や、お客を喜ばせる仕掛け作りが求められる。業界の垣根を越えた「外食産業の大競争時代」の幕開けも近いかもしれない。

プロフィル

佐藤 昌司(さとう・まさし) クリエイションコンサルティング代表取締役社長、店舗経営コンサルタント。1977年生まれ。立教大学卒。アパレル大手での12年間の勤務と経営コンサルティング業の経験から、マーケティング政策の立案、人材育成、店舗オペレーションの改善などを得意とする。

2018/04/23 未選択 Comment(0)

精美の食べ物ブログ!実はレバーにご用心 男性が飲酒時に注意すべきつまみ

精美スキンケアクリニック公式サイト

NIKKEISTYLE  
4/17(火) 10:12配信

 

「低カロリーだからハイボール」「ポリフェノールが多いから赤ワイン」? 健康を気にして注文する酒を考えるのもいいが、何をつまみとして食べるかのほうが実は重要だ。

 「肝臓のアルコール分解能力は一定のため、まずはそれをいかにオーバーしないようにするかがつまみの選択のカギ」と自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科の肝臓専門医、浅部伸一氏は言う。アルコールの約90%は胃を素通りして小腸から吸収され、肝臓で分解される。胃に食べ物があればアルコールがとどまり、「時間稼ぎ」ができるため、肝臓に負担をかけにくい。まずはしっかりつまみも食べることが大事だ。

 ただ、何を食べてもよいわけではない。体のことを考えれば避けたい「要注意のつまみ」もある。

 浅部氏が筆頭に挙げたのは、何とレバー。栄養満点で肝臓の働きを助けてくれそうなイメージだが、気にするべきはレバーに含まれる鉄分だという。「男性はそもそも鉄分不足になりにくい。特に酒飲みで肝臓を酷使する人や脂肪肝の人は鉄が蓄積しやすい」(浅部氏)。鉄分の過剰摂取はC型肝炎や脂肪肝を進行させるリスクもある。

 定番メニューのポテトサラダやフライドポテトも要注意だ。「油を使った料理は消化に時間がかかるためアルコールを胃にとどめておく効果は期待できる」(浅部氏)とするものの、やはり脂質や糖質が多く、エネルギー過多から肥満につながる恐れはある。

 では「健康つまみ」とは何か。必須なのは肝機能を高める「タンパク質」と、アルコール分解で消費される「ビタミンB1」だ。ビタミンB1の不足は翌日の疲れにも直結する。

 豚肉料理ならタンパク質とビタミンB1の両方を一度に取れる。煮豆など、大豆に含まれる植物性のタンパク質も肝機能向上が期待できるという。
 「食物繊維」も重要だ。食物繊維は消化に時間がかかるため、油料理と同様にアルコールの滞留時間を延ばし、肝臓を間接的にサポートする。

 これらに加えて浅部氏が強く薦めるのが水だ。酒を飲むとアルコールの利尿作用で、飲酒量の1.5倍もの水分を失うといわれている。普段なら夜中に脱水症状で喉が渇けば目が覚めるが、「酔っているとそのまま寝続けてしまい、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる」(浅部氏)。健康的に飲むためには、水も忘れずに注文しておきたい。

■要注意つまみ

【男性は鉄分の過剰摂取に注意】アルコールを分解する肝臓に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるのは、意外にも鉄分豊富な料理だ。実は男性では鉄分不足になる人が少なく、過剰摂取になりやすいという。炭水化物や脂質が多く含まれるフライドポテトやポテトサラダも、高エネルギーのため要注意だ。

【レバー料理】

鉄分
鉄分を多く含むレバーだが、「実は男性は鉄分不足になりにくい」(浅部氏)。鉄が蓄積すると脂肪肝などを悪化させるリスクもある

【ポテトサラダ】【マカロニサラダ】

糖質、脂質
「サラダ」と名は付くものの、ジャガイモやマカロニは炭水化物でエネルギーは高めだ。消化に時間がかかるので、何も食べないよりはアルコールの吸収を遅くする効果はある

【シジミ料理】

鉄分、塩分
シジミもレバーと同様に鉄分を多く含むため注意したい食材。「鉄分が肝臓に蓄積すると炎症が悪化しNASH(非アルコール性脂肪肝)が進行するリスクが高まる」(浅部氏)。同時に摂取する塩分の量にも気を付けたい

【目からウロコ!左党ほどウコンには要注意?】「飲む前に飲む」というイメージが広まっているウコンもレバーやシジミと同じく鉄分が多く含まれているので、過剰摂取に気を付けたい。また、「ウコンによる肝障害もいくつか報告されているため、よく酒を飲む人や肝機能に問題がある人には薦められない」(浅部氏)。

■健康つまみ

【肝臓の機能を高めるのはタンパク質とビタミンB1】「健康つまみ」は、いかに肝臓をサポートするかで選びたい。肝機能を高める働きのあるタンパク質やビタミンB1は豚肉に多く含まれる。タンパク質は大豆から取るのもよい。また、食物繊維は胃にとどまり、アルコールの吸収を穏やかにする。
タンパク質、ビタミンB1
タンパク質が分解されてできるアミノ酸はアルコール代謝を促進。ビタミンB1はアルコールの分解に使われ、不足すると翌日の疲労感が増す。タンパク質とビタミンB1を含むのは豚肉だ

2018/04/17 未選択 Comment(0)

精美の食べ物ブログ!あの英国一家が日本食を愛してやまない理由

精美スキンケアクリニック公式サイト

東洋経済オンライン  
4/11(水) 6:00配信

 

 日本人からすると、外国人が好きな和食と言えば、すしや焼鳥、天ぷらといったイメージが強い。が、日本津々浦々をめぐって、日本の名物から珍品まで食べまくっている、マイケル・ブース一家にしてみれば、日本食の魅力はそんなところにとどまらない。

妻と息子2人と連れ立って、日本を3カ月弱食べ歩いた『英国一家、日本を食べる』が発行され、テレビアニメにまでなってから10年。再び家族で沖縄から北海道まで訪れ、泡盛から鰻、ます寿司、スイーツ、ウニ、ウイスキーまで堪能したブース一家が考える日本食の「価値」とは。新たな旅を『英国一家、日本をおかわり』にまとめたブース氏に聞いた。

■日本の観光地化に感じる危うさ

 ――この10年で日本はどう変わりましたか。

 地方の人々が自分たちの食や食文化に対してより自信を持つようになったと感じた。彼らがやっていることや食、文化はとても価値が高く、外国人の関心も高いということを認識し始めたのだろう。日本が有する驚くべき食の多様性に対して、認識を改めた、というか、より一層のプライドを持つようになったのではないか。観光客も増えたし、多くの観光地は彼らのニーズに応えようとしているが、それが「残念」になっている例も垣間見えた。

 ――残念? 

 観光客のニーズに過剰に応えることは、その地方の「リアルさ」や「本物さ」を失うことになりかねない。「日本ぽくなくなる」ということについて、日本はもう少し気をつけたほうがいいかもしれない。オリンピックに向けて日本政府や日本人は、多くの外国人を迎え入れることに躍起になっていて、できるだけ外国人が過ごしやすい空間などを作ろうということは理解できる。

 が、一方で、英語で言うところの「Throw the baby out with the bath water(大事なモノをいらないモノと一緒に捨てるという意)」状態になっている。つまり、多くの観光客を喜ばせようとするあまりに、彼らがなぜ日本に来たいと思っているのか、という核の部分を見失ってしまいかねない、ということだ。実は函館で、たとえばレストランのオーナーが必死に呼びこみをしている姿などを見て、「ちょっと観光地化が行きすぎているな」と感じた。

 この10年で世界も大きく変わっていると同時に、各都市の「同質化」も進んでいて、どこに行っても同じ店があって、同じ食べ物が食べられて、似たような服を着た人が歩いているようになっている。こうした中で、日本の持つ独特な雰囲気の価値はより高まっている。日本のすばらしいところは、いつ来ても、世界のどこの都市とも違うことだからね。

 ――マイケルさんが面白いのは、お子さんと一緒に旅行していることですが、ティーンエイジャーになった息子さん2人には日本食はエキゾチック過ぎませんか? 

 まぁ、いろんな反応があったね(笑)。僕らは「何でも一度は試す」というポリシーを持って旅行していて、とにかく何でも一度は食べるようにしていた。だけど、中には塩辛のようにどう頑張ってもダメなものも彼らにはあった。好きなモノは、驚くほどの量を食べていたけどね。

 子どもたちは本当に日本が好きで、日本中を旅するのも楽しんでいるし、いつか住みたいと考えているようだ。もちろん、彼らには理解できない、不思議すぎるものもある。たとえば、長崎ハウステンボスでは、妻だけでなく、なぜか僕も男性に「壁ドン」をされたのだが、彼らにとっては両親が壁ドンされるのを見るのは、死ぬほど恥ずかしい体験だったようだ(笑)。

 ――子どもと旅行することで、マイケルさん自身が得ることは? 

 子どもと旅行することは、2つの利点がある。1つは、子どもの視点から世界を見ることができて、自分が子どもに戻った気分になれることだ。もう1つは、子どもと一緒にいることで、旅行そのものや体験がまったく違うものになることだろう。

 僕は、いろんな人に「日本は子どもを連れて休暇で訪れるのに世界最高の国」だと伝えている。安全で、キレイで、すべてがきちんと機能していて、しかも日本人はみんな子ども好きだ。日本にはすばらしい歴史があって、子どもたちとそれを学んだり、話したりしながら、その後、たとえば、500年前の歴史を背負った料理を味わうことができる。

■金沢は驚くべき食の都だ

 ――あえて印象に残っている食を挙げるとすれば。

 驚くべき歴史と作り方、そしてストーリーがある鮒寿しと、それを作っている「喜多品(きたしな)老舗」だね。鮒寿しはとても酸っぱくて、おいしいと思うのに少し苦労したが、鮒寿司の歴史は本当にすばらしい。もっとも美味しかったのは、いろいろあるんだけど……海ぶどう、かな。海ぶどうは本当に驚くべき食べ物だよ! 

 それから湯葉も好きだし、白子、あん肝、のどぐろも大好きだ。のどぐろは金沢で食べたのだけど、金沢は驚くべき食の都だね。今回のナンバーワンだ。高知の市場もすばらしかった。ああ、それから北海道では洞爺湖で海鮮丼を食べたし、1日ウニばかり食べた日もあったっけ……。

 ――美味しくないものはハッキリと「美味しくない」「苦手」だと書きますね。

 食べたものをすべて「おいしい」ということもできるけど、それは意味のないことだ。信頼されるには、きちんとメリハリをつけないといけない。そうしないと、読んだ人も信じてくれない。誰にでもいい顔をするのは読んでいる側にとっても面白くないだろう。

 たとえば、喜多品で鮒寿司を食べたとき、僕は彼らに「あんまり好きじゃないかもしれない」と伝えた。すると、彼らは「ご心配なさらず。食べに来た人の半分は好きじゃないといいます」と言っていた。彼らは何百年もお店をやっているのだから、ちょっとばかりの批判には慣れているんだよ。

 ――突き詰め続けているマイケルさんにとって日本食の魅力とは。

 ジャーナリストとしては、47都道府県すべての食が異なり、特徴があって、特別だという点に引かれる。多様性がすばらしい。しかも、それぞれの食にはとんでもない面白いストーリーがあって、あと10冊は本が書けそうな勢いだ。だいたいまだ30都道府県くらいしか訪れていないし、四国だけでも1冊くらい書ける。

 食いしん坊としては、なんといっても日本食の「うまみ」「美味しさ」だね。それから、食感。日本食は欧州の食事と比べて食感のバラエティがすごい。そして、見た目の美しさと季節感。日本には、細かく分けると72も季節がある。たとえば、桜の時期もそうだ。桜にもたくさん種類があって、「メインの桜」が散ると、多くの人はたとえ違う桜が咲いていたとしても、「桜の季節は終わった」と認識している。こういう細かい季節の分け方が身に付いていることに驚く。

■欧米でも「職人」の概念は広がっている

 ――いつもながら多くの料理人や生産者に会っていますね。

 日本には、本当にたくさん犠牲を払ってでもいいモノを作りたいという人たちがいる。彼らの目的は、金持ちになることでも、有名になることでもなくて、ただ顧客にいいモノを提供したいという思いで作っている。パティシエの杉野英実さんや、焼酎が台頭する中、沖縄の泡盛を守り続けている人たち、有田焼の陶芸家たち、喜多品……本当に驚くべき人たちばかりだ。

 欧米でも最近、ものづくりを極めようというシェフが増えているが、多くは日本で修業をしたり、日本に影響を受けている。最近では「職人」という言葉も知られるようになっている。欧米では、バリスタだったり、バーテンダーだったり、細部にまでこだわりを持つちょっとおしゃれな料理人を意味し始めている感はあるが……。

 ――著書の中では、日本食の弱点として革新的ではない点を挙げています。

 正直に言うと、それはちょっと間違っていたと思う。日本の中にも、日本食にイノベーションを起こそうとしている人はたくさんいるし、実際にイノベーションも起こっている。著書の中では、僕の友人が「いろいろ試して、ベストの方法を編み出してやっているだから、変える必要はない」と言っているが、それは事実だ。

 僕が会った職人たちは、変化やイノベーションを起こしているが、それは段階的なもので、大きな変化を一気に起こしているのではない。日本ぐらいの国であれば、誰かがどこかで大きな変化を起こしていてもおかしくない。しかし、それが目立つこともなければ、日本人は新しいものが好きな割には、食については大きな変化を求めていないように感じる。それが僕には驚きで、それを指摘したかったのかもしれない。

 ――ということは、日本食はこのままでいいと。

 それが、僕がいつもぶち当たる大きな問題だ。日本に来るたびに、日本食に変わってほしい、それとも変わってほしくない? という自問を繰り返している。人々に「日本食がものすごく変わった!」と伝えたいのか、それとも「日本食はまったく変わらない良さがある」と伝えたいのか……。ものすごくワガママを言えば、日本食は今のままであり続けてもらいたいと思っている(笑)。ただ、変わることは避けられないだろうね。

 ――日本食に変わってほしい点があるとすれば。

 欧米人からすると、もうちょっとだけ酸味が欲しいな、と思うときがある。日本はたくさんの柑橘系にめぐまれているので、たとえばみそ汁にちょっとそうした柑橘類を垂らしたり、という工夫があってもいいな、と思うことはある。

 もう1つは環境面の話で、日本は食品廃棄に対する意識が低すぎると思う。パッケージにしても、過剰包装だ。欧州では、デンマークを中心にいかに食品廃棄物や無駄を減らすかということに関心が集まり始めている。もう1つ、食の伝統を守ってきた高齢者やその知識をどう守って、生かすかも今後大事なポイントになるだろう。

■日本人はほかの国の人と同じくらい幸せだ

 ――日本の食品の世界市場でのポテンシャルは。

 今の日本は世界中から観光客を誘致することに躍起になっている反面、日本の食品が持つポテンシャルに気がつけていない、というか、食品の輸出拡大にもっと力を入れてもいいのではないか。もちろん、中には大量生産できないものもあるのだろうけど、焼酎や泡盛、ワイン、海ぶどう、麹、甘酒、餅、日向夏のような柑橘類……挙げれば切りがないが、多くの食品は海外市場で勝負できるポテンシャルがある。

 日本酒だってもっとプロモーションするべきだ。アメリカやフランスでは、日本酒人気は高まっているが、一つひとつの銘柄が知られるほどにはなっていない。日本食レストランが世界で人気を集め始めているのだから、これから日本の食材や食品ももっと注目が集まるはずだ。

――デンマークに移住中のマイケルさんとは前回、「なぜ日本人はそんなに幸せじゃないのか」という話になりました。これだけ食のレベルが高くて、多様な文化に富み、安全な国に住んでいるにもかかわらず、日本人が幸福感を感じていないのはなぜでしょうか。最近発表された国連の「幸福度ランキング」では、日本は54位でした。

 いやいや、日本人はほかの国の人と同じくらい幸せを感じていると思うよ。そもそも、幸福度ランキングの質問項目自体に問題があるのではないか。「幸福」に対する日本人の考え方や、質問への答え方もあるだろう。日本は、個人の幸せよりも、集団としての幸せが重視される国だし、近年は金銭的な不安を抱えている人が多いようにも見受けられる。派遣や過労の問題もあるだろうから、ハッピーとは答えにくいのかもしれない。

 だいたい「ハッピー(幸福)」って言葉がいいかどうかもわからない。満足感や充足感、安心感、それから心地よい、という言葉のほうが今の状態をよく表しているかもしれない。北欧人だって、人生に満足していて充足感を持っていて、心地よく感じているとしても、別にハッピーなわけではない。ハッピーだったらあんなにたくさんの人が抗うつ剤を処方されているわけないからね。

倉沢 美左 :東洋経済オンライン編集部 記者

2018/04/11 未選択 Comment(0)

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