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2025/05/17

精美の食べ物ブログ!京都の定番「八つ橋」の一歩先へ ひと味違う本当に喜ばれるお土産とは?

The PAGE    2017/8/16(水) 12:10配信



 京都に旅行に行った人からお土産をいただくことがあります。実際のところはどうかわかりませんが、私の感覚で言えば、いただくお土産の7~8割ぐらいが、餡入りの生八つ橋ということが多いように思います。これは京都に限らず、どこの土地に行ってもそうでしょうが、だいたい駅や名店街などではステレオタイプなお土産が売られています。

 多くの場合、おそらく地元の人はほとんどそういうものを食べることはないでしょう。実際に私の知人の京都人に聞いてみても生八つ橋を食べたことがない、という人が多いのです。まあ、私も長年東京に住んでいますが、新幹線で売りに来る雷おこしも草加せんべいも買ったことはありません(笑)

京都の定番のお土産は「八つ橋」だけど……

 出張帰りや休暇で旅行に行ってきて会社の人に渡すお土産というのは、言わば義理みたいなものですから、安くて、数量があって、その土地に行ってきた、ということがはっきりわかるものであればなんでも構わないのかもしれません。しかしながら、親しい友人や家族、恋人等にお土産を買って帰るのであれば、生八つ橋というのではちょっと味気ないのではないかという気がします。

 念のため、申し上げますが、別に生八つ橋が悪いということではありません。好きな人にとってはうれしいお土産ですから何の問題もありません。でもちょっと気の利いたお土産をあげたいというのであればもう少し違うものも考えてみてはいかがでしょうか。そんなひと味違うお土産を今回はいくつか紹介したいと思います。

おすすめのお土産 食べ物編

 京都は美味しいお菓子や食べ物がたくさんありますので、絞り込むのはとても苦労します。そんな多彩で美味しいものの中からいくつかご紹介しましょう。


 1.八百三の柚子味噌  京都市中京区姉小路通東洞院西入ル

 このお店の創業は、宝永5年(1708年)といいますから300年もの歴史があります。柚子の風味のとてもまろやかなお味噌で、風呂吹き大根や豆腐につけて食べたり、生麩を焼いたものに付けたりしても美味しいです。最近ではトーストにつけて食べる人もいるということなので、私もやってみましたが、結構よく合います。お店は烏丸通から姉小路通を東へ入ったところにありますが、京都駅の伊勢丹地下でも販売しています。

 2.打田の漬物 京都市中京区錦小路通柳馬場西入(錦小路店)

 京都には美味しいお漬物屋さんがたくさんありますが、その中でも私が一番おすすめしたいのが、この打田漬物です。何といっても種類が豊富で、四季折々に旬のお漬物を楽しむことができます。とくに大根をこんぶや鰹節と一緒に漬け込んだ「おんぶ漬」、きゅうり、茄子、生姜を醤油と唐辛子で味付けした「めしどろぼう」などがよく売れているようです。ここも本店は少し中心部からは離れたところにありますが、観光客が多く訪れる錦市場の中にありますので、とても行きやすいと思います。

 3.阿闍梨餅 京都市左京区鞠小路通り今出川上ル(本店)

 これはかなり有名なお土産ですから、ご存知の方も多いかもしれませんが、餅粉をベースにした皮で粒あんを包んだ半生菓子です。阿闍梨(あじゃり)というのは比叡山で修行する高僧のことです。これを製造販売している「満月」のホームページによれば、この餅の形が比叡山で千日回峰行を行なう阿闍梨が被る網代笠を表したところから付いた名前だということです。これも大きなデパートや駅の売店で売っていますが、時によっては行列ができているぐらい人気の商品です。

おすすめのおみやげ 雑貨・工芸品編

 これもまた京都には魅力的なものがたくさんあります。とは言ってもあまり高いものはお土産としてはふさわしくないでしょうから、手軽に買えるものの中から一つ二つ選んでみました。

1.「市原平兵衛商店」の箸  京都市下京区堺町通四条下ル

 ここも昔からあるお箸のお店です。かつて映画監督だった伊丹十三氏がそのエッセイの中で、「京都にある市原平兵衛商店の杉柾目利休箸が日本一の箸である」と書いておられました。日本一かどうかはわかりませんが、非常に使い心地の良い箸であることは確かです。箸の専門店というのは普段あまり訪れることはありませんが、こういうお土産を買って帰ってプレゼントすると、とても喜ばれるのではないかと思います。

2.「二十三や」の櫛  京都市下京区四条通河原町東入真町85

 二十三やというのは唐(十)からやってきた櫛(九四)という語呂合わせで十+九+四 で合計二十三という数字になります。ほかに十三やというお店もありますが、これは櫛が苦死につながるということで九と四に置き換えて足したのが名前になったということです。

 本ツゲの櫛で、ここの櫛は使い心地がよく、一生ものと言っても大げさではありません。私も三十年前から使っており、いつも櫛のケースが先にボロボロになってしまうので、ケースだけを買いに行くぐらいです。大切な人へのプレゼントとしては最適でしょう。

 もちろん、これらのお土産以外にも数えきれないくらいたくさん、魅力的なお土産はあります。そういったお土産の数々を自分で探すのもまた京都旅行の楽しみではあります。今回ご紹介したものを参考にしながら、ぜひ本当に喜ばれるお土産を探してみてください。

(経済コラムニスト・大江英樹)
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2019/03/05 未選択 Comment(0)

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