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食品新聞 3/8(月) 18:09
ネスレ日本は3月1日に「ネスレ ミロ」3製品の出荷を再開したことに伴い、6日から4月30日かけて期間限定の「ミロ スタンド」を展開している。 これは東京と兵庫の2カ所の駅構内で営業しているスタンドカフェ「ネスカフェ スタンド」を「ミロ」をイメージした外装にしたもの。
「ネスカフェ」など様々なメニューとともに「ネスレ ミロ」(ホット・アイス)を税別200円で販売しているほか、「ミロ」に含まれるカルシウム、鉄、ビタミンDにフルーツを組み合わせた「ミロ with バナナ」と「ミロ with パイナップル&キウイ」の特別ドリンクを税別300円で用意している。 ドリンクは紙カップで提供される。期間中、「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)でも同メニューを提供している。
食品新聞 3/5(金) 15:29
コカ・コーラシステムは緑茶飲料ブランド「綾鷹」から新シリーズ「綾鷹カフェ」を立ち上げ、3月22日から「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」を新発売する。 「綾鷹」のブランド力の高まりとコロナ禍で変化する消費動向が新シリーズ投入の背景。 日本コカ・コーラによると「綾鷹」はコカ・コーラ社製品の中で「コカ・コーラ」に次いで幅広い層に支持されるブランドへと成長を遂げたという。 5日開催された日本コカ・コーラ「お茶カテゴリー戦略発表会」で助川公太マーケティング本部ティーカテゴリー緑茶グループグループマネジャーは「ブランド力が非常に強くなったことから無糖茶という既存カテゴリーにとらわれない形で『綾鷹』の強みを活かしながら新たな領域にチャレンジできるのではないかと考えた」と語る。 これに上林春松本店が長年貫いている“伝統と革新で時代を切り開く”姿勢や消費動向を踏まえて、ラテ飲料市場で抹茶という和素材を原料に使うことによって「従来からあるコーヒー・紅茶に次いでラテの第三極を確立していきたい」と意欲をのぞかせる。
「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」は、上林春松本店が厳選した国産抹茶を1本あたり茶杓約2杯分相当の量を使用し濃厚な味わいを打ち出した点が特長。 「コカ・コーラ独自の製法で今までのPET製品では実現できなかった抹茶量を一本に入れることができ贅沢な抹茶の風味が楽しめるような中味に仕上げた」と胸を張る。 また、使用している抹茶は、通常の「綾鷹」で使用しているものよりも大きい粒度の抹茶で、口当たりや味わいを抹茶ラテに最適化。そこに国産牛乳やミルクブースト技術を駆使して上品な口当たりのミルクテイストを実現した。 監修は、日本茶と抹茶の観点で上林春松本店が、カフェユーザーの視点で猿田彦珈琲がそれぞれ担当した。
手売りとECでは440mlPET、自販機では280ml広口PETをそれぞれメインに展開していく。 440mlは「綾鷹カフェ」専用の新容器で、カフェでラテを提供する際の一般的なトールとグランデの中間サイズとして考案された。 和素材ラテの商機については「カフェでは和素材を使ったメニューは定番化しているが、5年間で平均5%ずつ成長しているラテ飲料市場で和素材を使った商品の比率は1%未満」と述べ、開拓余地を見込む。 ターゲットはカフェをよく利用する20・30代の“カフェネイティブ世代”。 コロナ禍の外出自粛で、自分にご褒美を与える“プチ贅沢ニーズ”やカフェ気分を味わいたいニーズの獲得も見込む。 コミュニケーションは「綾鷹」ブランドのアンバサダーである女優の吉岡里帆さんを起用したTVCMほかデジタル・店頭施策など多岐にわたる活動を展開していく。 発売日の3月22日から28日にかけては消費者体験イベントも実施する。 東京の猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店で「『綾鷹カフェ 抹茶ラテ』のサンプリングを通じて抹茶の良さや抹茶の価値をぜひ多くの皆様にご理解して頂く内容を考えている」という。
食品新聞 3/2(火) 8:31
今年1月のビール類市場は厳しい結果だった。 昨年1月はコロナ禍が始まる前であり、それと比較することから数字の落ち込みは覚悟されていたが、新型コロナウイルス感染症が昨年末から再拡大していることが拍車をかけた。一方で、家庭用は巣ごもり需要をとらえて好調だ。 1月のビール類市場計は前年同月比約80%とみられる。 アサヒビールは69%、キリンビール92%、サントリービール79%、サッポロビール70%。ビール類の3カテゴリー(ビール・発泡酒・新ジャンル)のうち、最も好調だったのは発泡酒で、約112%で着地。最大勢力のキリンビールは115%だった。 巣ごもりで好調な家庭用が中心であることに加え、機能系と評される商品も多い分野でもあり、健康志向の高まりが後押しした形だ。 また、昨年10月の酒税改定で新ジャンルとの価格差が縮まったことが要因の一つとする見方もある。 ブランド別ではキリン「淡麗グリーンラベル」と「同 プラチナダブル」がともに123%。アサヒ「スタイルフリー」110%といずれも好調だ。 家庭用中心の新ジャンル(第3のビール)は93~94%。 酒税改正で増税になったことが落ち込みの原因とみる関係者は多いが、巣ごもりでRTD(缶チューハイなど)など他ジャンルも含めた家庭用商品の買い回りを始めた消費者がいることが要因とみる向きもある。 キリンの新ジャンル計は95%、「のどごし〈生〉」は88%だったが、「本麒麟」は108%と好調。サントリーは96%、特に「金麦〈糖質75%オフ〉」は121%と大きく伸長。サッポロは70%、「ゴールドスター」が118%と伸びているが、「麦とホップ」ブランド計は34%と厳しく、2月の刷新で巻き返しを図る。アサヒの「クリアアサヒ」は80%。 最も厳しい数字となったのはビールで、約59%と落ち込み幅が大きい。他カテゴリーより業務用比率が高いことから感染症再拡大の影響を強く受けた形だ。 キリンは70%、サントリーは40%、サッポロは67%(アサヒはカテゴリー別の数字を公表していない)。主力ブランド別ではアサヒ「スーパードライ」は業務用樽商品が約30%、ブランド計で54%。キリン「一番搾り」53%。サッポロ「黒ラベル」63%、「ヱビスビール」68%。 一方で家庭用を中心とする缶製品は好調。昨年10月のビール減税で注目が集まりつつあることから各社も注力し、巣ごもり需要をとらえた形だ。 キリンは「一番搾り 糖質ゼロ」投入もあり、「一番搾り」本体の缶は103%、ブランド缶計では157%と大きな伸び。サントリー「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」缶は118%、サッポロ「黒ラベル」缶も二ケタ伸長だ。 この傾向は当面続くとみられており、業務用が回復するまで家庭用市場の競争は激しいままで推移しそうだ。
食品新聞 3/2(火) 7:05
小川珈琲は、価格訴求が激化する家庭用レギュラーコーヒー300g以上の容量帯に、エシカルや情緒的価値を前面に押し出した「KAORI」シリーズを提案していく。 「KAORI」シリーズは、前身の「香り華やぐ珈琲 粉300g」を刷新した「カオリコーヒー粉300g」と有機JAS認証コーヒーの「カオリオーガニックコーヒー粉300g」の2品をラインアップ。598~798円と市場平均よりやや高めの想定売価を見込み、2021年3月に発売される。 同社の女性スタッフたちが開発に関わり、色鉛筆で描いたような北欧風のデザインも特長。黄色の「カオリコーヒー」のパッケージ、緑色の「カオリオーガニックコーヒー」のパッケージと色づかいでも目新しさを打ち出した。 藤村泰生取締役は「金色や黒色のパッケージが多いレギュラーコーヒーの売場の中に並べてもらえれば、“つながる”や“共感”といったことが想起され、当社が強みとするエシカルや情緒的価値を感じとっていただけるはず」と期待をよせる。 想定するターゲット層は30-40代女性。 「KAORI」シリーズのコンセプトについて村上祐一総合開発部長は「日常の暮らしに焦点をあてて価値提供していくのがこのシリーズの狙い」と語る。 “だれかにつながる いつもの香りで ちょっとイイコト”をコピーに掲げ、同シリーズの売上げの一部をアメリカの非営利団体Grounds for Health(グラウンズフォーヘルス)に寄付する旨をパッケージ裏面にも記載した。 同団体は、主にエチオピアとケニアで現地医療機関のスタッフが中心となり、コーヒー生産国の女性の健康促進、特に子宮頸がんの早期発見・治療を目的とした活動を行っている。 小川珈琲ではかねてから毎年3月をグラウンズフォーヘルス月間と定めるなど寄付活動をしてきたが「商品と紐付けるのは今回が初めて」だという。 同社は各エリアの特性にあわせて商品ポートフォリオを変更して対応している。レギュラーコーヒーの大袋タイプは、近畿エリアや地元・京都で「ブレンド3オリジナル 粉400g」が定着化しているが、全国的にはまだまだ展開できていない領域となる。 全国的には同社が強みとする250g以下の小容量帯に注力。中でも「春」「夏」「秋」「冬」といった四季という情緒的価値を前面に押し出した期間限定コーヒー(180g粉)を引き続き強化していく。 具体的には、昨年3月から順次発売されている期間限定コーヒーの一杯抽出型レギュラーコーヒー「ドリップコーヒー10杯分」とともに店頭での春・夏・秋・冬の季節感の演出を提案し露出拡大を図っていく。 春と秋の商談で定番棚に入らなかった小売店舗にもエンドのスポット展開を提案するという営業方針で取り組んだところ、季節感の演出や華やかなパッケージが好評を博し採用が広がっているという。 期間限定コーヒーの提案は、小売店顧客とのコミュニケーションにも寄与。 「これまで年2回の棚割時以外に、スポットで提案できる商材がなかったため、棚割商談時以外の小売店様との接点を築けておいなかった。そういった中、四季を打ち出した期間限定コーヒーは小売店様との接点が持てる上に、エンドでの露出が増えれば生活者の認知拡大にもつながる」と説明する。 小容量帯の中で期間限定コーヒー以上に勢いづいているのが豆商品群であり、前期(8月期)に2ケタ増となり、直近の20年9月-21年1月の4ヵ月累計では1.5倍に拡大した。 これについては「4月からの緊急事態宣言が解除後、巣ごもり消費による需要増は落ち着くと思っていたが、依然として高い伸長率を示し直近でも落ちていない。ミルなどの器具が行き渡り、それを使用してコーヒーを楽しむようなスタイルが根付いてきている感じがする」とみている。 小川珈琲の家庭用コーヒー事業は、小容量帯とドリップコーヒー(一杯抽出型レギュラーコーヒー)が成長を牽引。春先は巣ごもり需要の高まりにより、小容量帯の伸びがドリップコーヒーの伸びを上回っていたが、秋冬になるにつれ、ドリップコーヒーが宅配事業顧客を中心に最も伸長をみせている。 春夏の方針については、内食のリッチ化傾向や長期的な人口減少を見据えて、単に数量を追うのではなく、エシカルや情緒的価値などの付加価値提案で単価アップを図っていく。「各セグメントの中で、どのような価値提供ができるかを強く意識していく」という。 コミュニケーションは、流通・消費者を対象にしたオンラインイベントを本格展開していく。 「当社は営業担当を含め社員全員がコーヒーの知識を持ち合わせており、コーヒー教室がいつでも開ける状態にある。小売店様の活動の一助になりたいのと、生活者とコミュニケーションを重ねていくことでブランド認知を上げていきたい」と意欲をのぞかせる。 SNSなどでは、同社直営店の旗艦店となる新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY(ラボラトリー)」による発信をECと連動させて強化し、家庭用商品では取り切れない新規顧客の獲得を図っていく予定である。 同店は昨年8月にオープンして以来、ファッションやライフスタイル関連で取材依頼が多く寄せられるなど多方面での情報拡散に成功。今後も都内出店を計画していく。
食品新聞 3/1(月) 11:48
ネスレ日本は1日、販売を休止していた麦芽飲料「ネスレ ミロ」の3製品の出荷をこの日再開したと発表した。 再発売にともない。1日から14日かけて「ミロ」オリジナルマグカップが当たるキャンペーンを実施している。 加えて3月6日の“ミロの日”から4月30日にかけて、東京と兵庫の 2 カ所の「ネスカフェ スタンド」が「ミロ」仕様の外装となり「ミロ」の特別メニューを楽しめる期間限定のイベントを実施する。 「ネスレ ミロ」は1934年にオーストラリアで生まれた麦芽飲料で、ギリシャ神話に登場するチャンピオンアスリートのMilon(ミロン)が製品名の由来となっている。 特に女性に不足しがちな鉄分や、吸収されにくいカルシウムの吸収を助けるビタミンDなど2種類のミネラルと6種類の栄養素がバランスよく含まれている。 日本では1973年から発売され“強い子のミロ”をキャッチフレーズに展開。長きにわたり子どもの成長応援飲料として親しまれてきたが、昨年7月頃から豊富な栄養素がツイッターなどで取り上げられたことで大人の女性層を獲得して需要が急増。供給が追いつかず一時販売していた。