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食品新聞 6/30(火) 9:44
マルコメは先頃、液状タイプみそ「液みそ」シリーズが累計出荷数5000万本を突破した。 これを機に、同商品に関する調査を行ったところ、ユーザーの9割が生みそと併用、4割弱が複数のフレーバーを使い分けていることが分かった。 調査によると、「液みそ」を週1回以上使用するユーザーの89.9%は固形の生みそと併用。その使用状況は「固形の生みそをメーンで使用、液みそを補助的に使用」が全体の半数(51.4%)を占めている。 生みそよりも液みそが使われるシーンは「炒め物などの味付けをする時」「料理にかけるソース・ドレッシングを作るとき」が多く、みそ汁やみそ漬といったみそがメーンの料理には生みそ、味付けやソースづくりなど補助的な役割の時には「液みそ」といった棲み分けが確認できた。 また、ユーザーの38.5%は、複数のフレーバーを併用している。女性より男性、さらに男性でも年代が若いほど併用率が高く、20~30代の男性ユーザーは半数近くが複数を使い分けている。 使い分け方では「料理・献立やその日の気分による」という回答が多く、特に女性でその傾向が顕著だった。 一方、男性では栄養面の配慮や食事の時間帯による使い分けも多く08年に実施した消費者調査で「みそがダマになって溶くのに手間がかかる」といった声が見受けられた。 そこで、みそを液状にすればみそ汁を一杯分だけ欲しい時は、お椀に直接大さじ一杯で好みの具材と湯を注ぐだけでつくれる。液状なら炒め物や炊き込みご飯もつくりやすい。そんな究極の手間なしみそをつくろうと、「液みそ」プロジェクトが立ち上がった。 「液みそ」を家庭用商品として市販化するには3つの課題があった。冷蔵庫で冷やした状態で問題なく注げること、固形みそと変わらぬ風味があること、みそと同じ保存性があること。これらの課題解決のため試行錯誤を繰り返し、「液みそ」のための生産ラインを新設。09年3月、業界に先駆けて発売した。 その後、簡便さが知られるとともにフレーバーの種類を増やし、今年6月に累計出荷数が5000万本に達した。、特に20代でその傾向が顕著だった。
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