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食品新聞 7/1(水) 11:23
ローソンは、好調に推移している冷凍食品(冷食)の中でおつまみ系の商品を強化していく。 直近では、コロナ禍で家庭での飲酒機会が増加傾向にあることが追い風になっている。 6月30日、リモート説明会に臨んだ商品本部デリカ・FF部の前田恵助氏は「コロナ禍で冷食おつまみの需要が加速した。ビールや酎ハイとの買い合わせが非常に高く、我々の狙い通りの購買傾向となっている」と語った。 冷食おつまみの中で、全世代の男性の販売ランキング上位にあるのが「焼餃子」。1袋5個入で税込149円にて販売している。 中身の特徴は、自然なジュージー感のあるあんに仕上げるため肉をしっかり練った後にさらに野菜を加えて練り上げ、香味野菜とキャベツの自然な甘さをいかしオイスターソースで全体を整えた点にある。 皮は、電子レンジ調理でおいしく仕上がるよう、適度なもちもち感でバランスよく仕立てたオリジナル配合の専用皮を使用。 簡便性では、開封せずに外装のままレンジアップでき、開封するとトレーにのせられた状態で取り出せるのが特徴となっている。 「冷食おつまみを好まれる方は、お皿を洗うといった家事の手間を避ける傾向にあり、トレー付きの冷食おつまみシリーズが勢いづいている」と説明する。
冷凍食品市場は、共働き世帯の増加や時短ニーズの高まり、冷凍技術の向上によるメニューの増加で近年拡大傾向にある。 ローソンは16年に生活支援強化として冷食を強化。「当時、オリジナル商品とNB(ナショナルブランド)商品の比率はほぼ半々だったが、徐々にオリジナル商品の構成比を高めていった」という。 時間帯別売上では夕夜間が6割弱となっているがコロナ禍以降は「昼間の構成比が増加した」。 3月と4月に全品(約90品)を対象にしたクーポンセールや、トレー入りおつまみ商品と酎ハイとのセット値引きなどを5月に実施したところ、前年同月比は4月が約10%増、5月が約14%増となった。
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