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食品新聞 3/16(月) 16:09配信
大豆を使ったフェイクミート(肉代替商品)市場は、健康意識の高まり・世界的な人口増加・SDGs(畜肉に比べ穀物のほうが水使用量などを削減)の3つの課題解決の観点から今後の成長が見込まれる。
日本能率協会総合研究所が提供するMDB Digital Searchの推計によると、世界の人工肉市場(培養肉含む)は17年の800億円から20年に1200億円、23年に1500億円に拡大するとみている。
フェイクミート市場は、植物性食品の需要が拡大していることを受けて米国のベンチャーや大手食品企業を中心に参入が増加し活性化している。
日本でも外食や中食業界で肉の代用品に対する関心が高まっており、人工肉を使用した製品も増加が見込まれる。
同市場で、肉を食べたり食べなかったりする層であるフレキシタリアンをメインターゲットに展開しているのは大塚食品の「ゼロミート」シリーズ。
第1弾のハンバーグ、第2弾のソーセージに続き、3月23日に第3弾として「ゼロミート ハムタイプ」を新発売する。内容量は60gで、希望小売価格は税別298円。
同商品は、お肉のハムと同じような味わいに仕立てられているほか、保管期間は冷凍(フローズン)状態で取り扱い販売直前に解凍しチルド食品(要冷蔵)と同じ温度帯で販売するフローズンチルド商品のため、より安定した商品供給と廃棄ロスを防ぐなど環境にも配慮した設計になっている。
欧米ではベジタリアンの比率が全体の10%弱で、フレキシタリアンが40%近く占めているという調査データをもとに、大塚食品は引き続きフレキシタリアンを中心に健康的な食生活を求める層へフェイクミートメニューを提案していく。
森永製菓のグループ会社であるSEE THE SUNは17年から玄米入り大豆ミート「ZEN MEAT(ゼンミート)」を展開し、19年8月に「ゼンミート」3品と「ゼンミート」を使ったレトルトシリーズ4品をリニューアル発売。「ゼンミート」のパッケージを一新し、レトルトシリーズ4品は販売価格を大幅に下げて買いやすくした。
マルコメは「大豆のお肉」を展開。亀田製菓は、18年11月に「大豆でつくったやさしいおつまみ」を東京都内の一部店舗でテスト販売し今後何らかの動きが予想される。
フェイクミートを含む植物由来商品市場では、ネスレ日本の本格参入も予想される。3月10日、事業戦略発表会に臨んだ深谷龍彦次期社長兼CEO(4月1日就任)は「サステナブルに食品や飲料をお届けできるという観点に立つと、プラントベースや植物由来の商品が、今後我々が進んでいく上でキーワードになってくる」と語った。
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