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HintPot 3/25(月) 8:10配信
日々春を感じつつも、寒暖差が激しいこの時期、新年度も控えており、日ごろの体調管理に気を付けている人も多いかと思います。近年では、健やかな体を目指すために、腸内環境を整える「腸活」という言葉をよく耳にします。このほど、総合マーケティング支援を行なう「ネオマーケティング」が「健康と腸活」をテーマに実施した全国調査(20~60代男女1000人対象)の結果によると、3人に1人がこの「腸活」を実施しているとのこと。幅広い年代で「腸活」意識が高いことが分かりました。さらに食べ物でどんな「腸活」をしているのかについては、ヨーグルトが圧倒的多数、次いで納豆、チーズという結果に。アンケートの調査結果をもとに紐解いていきたいと思います。
やはり腸活で食べるものといえば、発酵食品ですよね。アンケートでは「腸活」実施者にどんな食べ物で腸活をしているか聞いたところ、圧倒的多数で「ヨーグルト」と回答。なんと89.0%にも及んでいます。次いで「納豆」69.0%、「チーズ」50.2%、「キムチ」36.2%という結果となりました(表1)。
多くの人が腸活のためにヨーグルトを食べている一方で、実際の「腸活」としてヨーグルトを食べ始めてから「風邪をひかなくなった」「体調が改善された」など、日頃から効果効能を実感しているかについては、「実感している」が15.0%、「どちらかといえば実感している」が43.2%に。
腸活をしている人のなかで、「実感している」とはっきり実感している人は、1割半とそれほど高くないようです。
ヨーグルトに含まれている菌として、乳酸菌やビフィズス菌などが体や腸にいい働きをする善玉菌として知られていますよね。一体、善玉菌はどんな働きをするのでしょうか?
しらはた胃腸肛門クリニック横浜院長の白畑敦先生はこう解説します。
〇善玉菌の主な働き5つ
1、病原体の体内侵入を排除し病気を防ぐ
2、私たちの体は食物繊維を消化する能力はなく腸内細菌がそれを消化してくれる
3、体に必要なビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンKなどの有用なビタミン類や短鎖脂肪酸の生成
4、幸せ物質や幸せホルモンといわれるドーパミンやセロトニンの合成に関与
5、免疫力のおよそ70%が腸内細菌と腸粘膜細胞の働き
「腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌に区別され、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は健康人でおよそ20%を占めています。善玉菌が好むものはヒトでは消化しにくい水溶性食物繊維やオリゴ糖などの炭水化物です。しかし、炭水化物の多くは小腸で吸収されてしまうため、腸内細菌がたくさん生息している大腸までは届きにくいのです」と白畑先生。
より腸活の効果を実感するためのヨーグルトの食べ方について「簡易に安価に摂取できる多種類の腸内細菌(善玉菌)を含むヨーグルトと、食物繊維を多く含む食べ物と組み合わせることで、より効果的な食べ方ができるのではないでしょうか」とコメント。
腸活でヨーグルトを食べる人は、参考にしてみてください。
白畑 敦(しらはた・あつし)
1977年、山形県生まれ。昭和大学医学部を卒業後、病院勤務を経て、2017年しらはた胃腸肛門クリニック横浜を開業。専門は便秘専門外来、消化器、排便機能障害。各種メディアへの出演や寄稿を行うなど多方面で活躍中。
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