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食品新聞 10/23(金) 8:03
ヤマモリは「ストレートそうめんつゆ」の通年展開を推し進める。 昨冬、北陸エリアで煮物や鍋料理など秋冬メニューへの活用訴求を実施。販売動向を検証したところ、売上プラスオン効果が高かったことから、今年も同取り組みを継続強化していく。この10月中旬からは北陸3県でCMも放映。そうめんつゆの新しい使い方・楽しみ方を発信し、家庭への浸透を図る。北陸での成果をもとに、東海や近畿などにも展開を広げていきたい考えだ。 同社の「そのままそうめんつゆ」(以下「そのままつゆ」、近畿では「名代そうめんつゆ」の商品名で販売)は、1984年の発売以来、東海・北陸エリアを中心に販売し、高い人気を誇る商品。特に北陸エリアでは、ストレートつゆ売上No.1(※KSP―POSデータ、北陸3県+新潟・長野)となっている。 ただ、ライフスタイルの変化に伴い、乾麺需要の減退や夏場の冷たい麺メニューの多様化などでそうめんは生産量・消費量ともに縮小傾向。また、濃縮タイプのめんつゆ商品は汎用つゆとしてある程度定着し通年販売されているが、ストレートタイプは開栓後の日持ちがしないこともあり季節商材の色合いが強い。 そうした中、同社では北陸エリアでの消費者アンケートをもとに、「調理用途で冬場もそうめんつゆの需要がある」との仮説を立て、同商品の“万能つゆ化”を検討。昨年、検証に乗り出した。 今回「そのままつゆ」を“万能つゆ”として定着させるため、季節外れのこの時期に、あえてCMを制作。ストーリーは夏の食卓を思わせるワンシーンから始まり、手に取られた「そのままつゆ」がそうめんを食べるためのガラス器ではなく、湯気立ち昇る鍋の中に注がれるというもの。 そうめんつゆが「寄せ鍋」「肉じゃが」「おでん」といった寒い季節に食べたくなる熱々料理に変身する画像で、視聴者のトライアルを喚起する。 放映は、石川県・富山県が10月16~25日と11月13~23日、福井県は10月24日~11月7日。計約3千GRPを予定。 CMだけでなく、そうめんつゆのレシピページも見直し、多彩なメニューを提案。また昨冬に引き続き、小売店頭ではアレンジレシピリーフレットを設置する。 昨年の冬場の「そのままつゆ」の実績は、店舗あたりの週販数量で前年超え。10月や1月は単月実績で前年比3割近い売上げ増を記録した。 他の地区への展開拡大は、今回のCMの結果を受けてから判断するが、アレンジレシピリーフレットに関してはすでに東海・近畿でも実施中。ストレートそうめんつゆの商機を広げていく。
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