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2025/05/18

精美の食べ物ブログ!醤油「脱・価格」へ舵 大容量を終売、付加価値商品を軸に ヤマモリ

食品新聞     8/28(水) 12:45配信



ヤマモリ(三重県桑名市、三林憲忠社長)は、この9月をもって家庭用醤油の大容量サイズを終売とする。対象となるのは「特級こいくち」と「特級うすくち」の各1L、1.8L。現在も販売ボリュームの大きな商品群ではあるが、チラシ特売対象としての引きがメーンで収益面の足かせとなっていることから今回の判断を下した。今後、醤油カテゴリーでは機能性表示食品の「ギャバ醤油」や減塩タイプなど、付加価値訴求型商品を軸に展開。価格競争と一線を画していく。

少子高齢化や少人数世帯の増加、食生活の多様化に伴う調味料の種類の広がりなどを背景に、家庭の醤油消費量は継続的に縮小傾向にある。その一方で、近年は密封容器商品が定着。大容量サイズは特売商品としてチラシに載るものの、実際のところは家庭でも持て余しているのが現状だ。

中京エリアでは、同社を含めた地場メーカー同士による価格競争が激しく、全国的に見てもかなり低い市場価格が形成された。醤油市場が苦境に立つ中、近年は各社とも特売の抑制や付加価値商品の投入など「脱・価格競争」を目指しているが、それでも新店オープン時などにはリッターサイズで税抜き100円を切る価格が散見される。

今回、ヤマモリが大容量から退いたことで、小売からすれば特売の引受先が1つ減ったことになる。チラシの内容については、単純な価格訴求からメニュー提案やコト提案などへのシフトを強める企業も増えてきたが、それでも安さを求める顧客の声に応えていかなければいけない部分があるのも確か。今後ヤマモリの抜けた穴がどう埋まっていくのか。小売、同業メーカー双方の動きに注目が集まるところだ。

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2019/08/28 未選択 Comment(0)

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