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2025/05/17

精美の食べ物ブログ!サッポロビールRTD戦略 2ブランド軸に食中酒へ 2市場を一体として把握

食品新聞      2/25(火) 9:30配信



サッポロビールは、これまでカテゴリーごとに市場を把握して戦略立案していたものを、ビール類とRTD(缶チューハイ等)を一体的にとらえる手法に変更。RTDでは「99.99(フォーナイン)」「男梅サワー」を中心に「食中酒としてサッポロビールらしいポジションを確立」(高島英也社長)する戦略で挑む。

昨年のRTD事業は前年比130%(904万箱、250ml×24本/箱)で着地。一部ブランドには課題が残ったものの、「99.99」は195%(466万箱)、「男梅サワー」は100%(162万箱)と存在感を示した。

拡大に対して全量を自社工場で製造できないが、今後は増強を図る考え。また主にRTD増に対応した倉庫も拡充し、約12億円を投資して今年8月に竣工予定。これにより収容能力は約1.5倍となる。

昨年のRTD市場ではビール類からの流入が73%を占めた(同社調べ)。背景には甘くない、キレがあるなど“食事と楽しめる”というビール類との共通価値があるとみる。

昨年のビール類+RTD総需要中、ビール類構成比は78%、RTDは22%だったが、今年は両者間の流出入もあり、それぞれ76%、24%になると予想。「両者を一体として市場をとらえる必要がある」(野瀬裕之営業本部長)と話す。

今年は消費の二極化、酒税改正、消費増税などで、よりビール類からの流入が進むとみており、高島社長は「ビールに最大注力する方針」だが、「消費者のニーズがビール以外にもきていることを素直に受け入れる必要がある」としてRTDでも積極的な展開を目指す。

一昨年の発売以来、支持を集めている「99.99」では、今年から業務用も含めた展開を計画。家・業連動のクロスシーン戦略を始める考えで、家庭用で「クリアなうまさ」の価値訴求を、業務用で体験提供を図り、食中酒としてのポジション確立を目指したプロモーションを投入する。また飲用体験イベントでも接点拡大を図る。

家庭用では「99.99」を3月31日に刷新。クリアスムース製法で、より後味をすっきりさせ、併せて缶体デザインも変更して味わい訴求を追加。さらに昨年、限定投入で好評だったシークヮーサーを通年販売し、5品の品揃えで勝負する。2月12日には「クリアオレンジ」も数量限定発売。

業務用でもサワー類が拡大していることからチャンスがあるとみて、「99.99」の樽詰商品を2月26日に発売。東京ドームなどの一部野球場でも開幕から提供する。「樽詰プレーン」(ALC8%)は全国で、「同レモン」(ALC7%)は一部地域限定。

今年の販売計画は缶が140%(670万箱)、業務用樽詰は3千店。

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2020/02/25 未選択 Comment(0)

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