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TBS系(JNN)11/29(火) 13:10配信
「豆腐は冷蔵庫で保存する」そう定めた国の基準が、42年ぶりに見直されることになりました。いったいどういうことなのでしょうか。
冬の鍋に嬉しい「お豆腐」をめぐって、29日、厚生労働省の専門家会議で42年ぶりの見直しが議論されました。テーマは「豆腐の規格基準」何が変わるのでしょうか。
「ありました、お豆腐。やはり冷蔵庫に入ってます」(記者)
豆腐の保存方法といえば、日本では冷蔵庫が当たり前ですが、実は海外では少し事情が違います。
「ロンドン市内のスーパーですが、缶詰が置いてあるコーナの横に豆腐が常温で置かれています」(記者)
日本製の、この豆腐、置かれていたのは、常温の棚でした。しかも、賞味期限が1年もあるのに、味は日本のものと同じで、現地に住む日本人の間でも人気です。ところが、こういった豆腐でも日本では冷蔵状態でなければ売ることができないのです。
日本で豆腐を販売する場合、42年前(1974年)に定められた食品衛生法の基準で「冷蔵」つまり温度を10度以下に保つことが求められています。業界団体は基準が時代遅れだとして、常温でも豆腐を売れるよう厚労省に見直しを求めていました。
「当時は日持ちしない豆腐が多かったので、要冷蔵で冷やして運ばないと、すぐに腐ってしまった。これは紙パックで中にアルミが入ってる。外の空気や光を遮断する。豆乳とにがりを容器に詰めて容器の中で豆腐を作る。保存料なしでも日持ちさせられる」(さとの雪食品 村尾誠常務)
常温での販売が認められれば、冷蔵にかかるコストを減らせるうえ、災害用の備蓄や、支援物資としての活用も広がると、期待されています。そして29日、開かれた厚労省の専門家会議。安全性の検査の結果、細菌が入らないようにする特別な方法で製造すれば、「常温保存」でも問題ないことが確認できたとして、基準の見直しが了承されました。今後、食品安全委員会の評価などを経て、早ければ1~2年後には、常温で保存できる豆腐がスーパーに並ぶかもしれません。(29日17:38)
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アゴラ 11/26(土) 7:10配信
世界に先駆けて超高齢化社会が現実のものになっている日本。誰もが長い人生を「自分らしく生きたい」と願っている。ところが現実はそう簡単ではない。食が豊かになりすぎたことで、罹患リスクは高まり「悩める晩年」が社会全体を巻き込んでいるからである。
今回は、歯科医師であり、米国抗加齢医学会認定医として「米国発、最先端の抗加齢医学を誰よりもやさしく語れる歯科医師」として活動をしている、森永宏喜(以下、森永氏)に「食品と健康」について話を伺った。
■ヘルシーで健康ってどういうこと
あなたの周りにいないだろうか?野菜をたっぷり食べることで「健康にいい」「体によい食事をした」と言っている人が。「無農薬」「有機野菜」でオーガニックと喜んでいる人が。そもそも、「ヘルシーな食事」とは一体どのような食事のことをいうのだろうか。
「健康によい食事ということについては意見があるかと思いますが、しっかりとした科学的根拠に乏しいものも散見されます。例えば、健康の敵のように思われがちなコレステロールを例に挙げれば、その医学的根拠とされているものは古いものが多く、主として1990年代の論文です。信頼性に疑問があるものも多いことは看過できません。」(森永氏)
さらに、当該食品に関わる関係者の発言が、ポジショントークとして影響していることも見逃せないだろう。本質的な生化学レベルの、また臨床実態に合った食事法について論じる必要性がありそうだ。
■ファーストフードはやはり好ましくない
ファーストフードが好まれている理由は、その手軽さにある。しかも、素早くカロリーが補給できて形状は柔らかいから、あまり噛まずに食べることができる。
「HFCS使用の甘いドリンクのセットは健康に好ましくありません。HFCSは『異性化糖』『ブドウ糖果糖液糖』とも呼ばれています。HFCSが使われたドリンクは病気のリスクを上昇させるという調査結果もあります。」(森永氏)
厄介なことは、国が定めた表示義務は成分が分解されていれば、表記義務がないことにある。「異性化糖」「ブドウ糖果糖液糖」は原材料を分解していることから、遺伝子組み換え等の表示義務はない。米国では、肥満や糖尿病などの原因となり健康を脅かすことから使用禁止運動が広がっている。
「ファーストフードやコンビニの加工食品の油脂は、酸化している危険性が大きく、摂取すると体内で活性酸素が発生しやすくなります。ファーストフードの摂りすぎには注意が必要です。」(森永氏)
■歯磨き、デンタルフロス、定期受診は必須
歯や口の中を元気に保つことは、色々な病気を防いで健康寿命を延ばすために非常に効果的と言われている。歯や口の中を良好に保つことは、生活習慣病や認知症を防ぎ、介護に依存しない幸せなシルバーライフを迎えるための大きなポイントになるそうだ。
「ポイントは3つです。寝る前のブラッシングで就寝中の細菌の増殖を抑えます。デンタルフロスを使うことで歯間の歯垢を除去します。さらに定期受診をすることで、異常の早期発見・早期治療はもちろん、適切なアドバイスを受けることができます。」(森永氏)
この3つのポイントを抑えて口の中から健康を目指したいものだ。また「かかりつけ歯科医」をもつことも有効な手段といえよう。さらに森永氏は、口腔の機能を良好に保つことの重要性を次のように述べている。
「口腔の機能が生活習慣、食習慣と相まって全身の健康維持に関わっているという研究成果が明らかになりました。しかも、異常が表に表れる前の『未病』状態で歯科が関与すれば、病気の発症を未然に防げる見込みが大きくなってきたのです。医療・福祉政策もこの方向性に大きく舵を切りつつあるので、歯科がゲートキーパーという潮流は加速していくのではないかと思います。」(森永氏)
「歯と口の健康」がいかに大切か、改めて認識する必要性がありそうだ。
参考書籍
『全ての病気は「口の中」から! 』(さくら舎)(http://amzn.to/2go7zkr)
尾藤克之
コラムニスト
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@DIME 11/19(土) 19:10配信
撮影した画像が手軽に投稿できるインスタグラムの人気も後押ししてか、ネット上には世界中の人々のプライベート写真が溢れかえっているのはご存知の通りだ。その中でも、自撮り画像と並んで目立っているのが食べ物の画像ではないだろうか。
■“フードポルノ”のメンタル面の危険性
ご他聞に漏れず、日本語のSNSには特に食べ物画像が多く投稿されていることが指摘されていて、今や日本語ブログの特徴として認識されている。しかしもちろん世界的にもフード系ブロガーが数多く活動しており、それぞれ精力的に日々のご馳走の画像を投稿していることはいうまでもない。
食べ物にあまり興味のない者からしてみれば、ネット上に氾濫する食べ物画像はそれほど気にならないのだろうが、一方で食いしん坊やグルメの面々、あるいは食事制限中やダイエット中の人々にとってはいずれも目を引くものになり、ついついチェックしてしまうことからこれらの食べ物画像は“フードポルノ”という不名誉な(!?)呼称さえ与えられ、まさにSNS時代を象徴する賛否両論の行為になっている。
また料理を提供する店舗側にしても反応はさまざまで、宣伝になるとして歓迎している店がある一方、ほかの来店客に迷惑がかかるとして「撮影禁止」を明示する店もある(法的には料理のみの撮影&ネット投稿は問題ないといわれているが)。
そしてネット利用者ならよくよくご存知のことと思うが、自らの食生活をかなりの割合で画像に収めてアップしている“グルメブロガー”も少なくなく、その中には多数のフォロワーを獲得して人気を得ているケースも見られる。
いわゆる“グルメリポーター”と化している場合もあるのだが、それでも毎度の食事の画像を撮影しアップロードするという行為が明らかに偏執的である場合、投稿者には何からのメンタルな問題を抱えているのではないかという指摘を、カナダ・トロント大学のヴァレリー・テイラー医学博士が行っている。何が問題なのかといえば、こうした人々は毎日の生活の中で“食”が最大の関心事になっているという点だ。
「私たちは自分にとって重要なモノを写真に収めます。ある種の人々にとっては、一緒に行った人やお店以上に、その料理が興味の中心になっているのです」(ヴァレリー・テイラー博士)
食事に考えが支配されている状態は、過食にもなれば拒食にもなり得るという。自発的なフードブロガーは、投稿を続けているうちに食べ物に対する歪んだ複雑な認識が形成され、摂食障害に繋がる潜在的な危険性があるということである。
南カリフォルニア大学の研究では、ネット上の“フードポルノ”は肥満に結びつくと指摘しており、またこれはアメリカならではの現象のようだが、食べ物や料理を絵柄にした「フードタトゥー」をカラダの各所に入れる人々にも共通しているリスクではないかということだ。SNSに氾濫する食べ物画像は“悪者”になってしまうのだろうか……。
■“フードポルノ”が料理を美味しくしている?
テイラー博士の指摘で、食べ物画像の投稿行為(foodstagramming)に病的でネガティブなイメージが植えつけられてしまいそうだが、撮ってる本人にとっては決して悪いことばかりではなさそうだ。「Journal of Consumer Marketing」で発表された研究は、食事の直前に写真を撮ることで、料理が美味しくなることを指摘している。
研究では120人以上が参加したいくつかの実験が解説されている。そのひとつは、スイーツ的食べ物(レッドベルベットケーキ)を食べる前に写真を撮ったグループと撮らなかったグループにそれぞれ美味しさを評価してもらうというものだ。その結果は、直前に写真を撮ったグループのほうが、ケーキの美味しさの評価が高くなったのだ。
次の実験でもまた直前に写真を撮ってケーキを食べてもらったのだが、Aグループには「このケーキはリッチな素材をふんだんに使っている」と事前に伝え、Bグループには「このケーキは味を損なうことなく低カロリーの素材を使っている」と伝えた。実際はどちらも同じケーキである。
そしてどちらのグループにも美味しさを評価してもらったのだが、Aグループのほうが評価が高かったということだ。これはつまり、健康に良いダイエット仕様の食べ物が美味しくないと感じることを正直にあらわしていることになる。興味深いことに“ダイエット食”や“ヘルシー食品”という(にせの)情報だけで、味の評価が下がってしまうのだ。
3番目の実験は、他人が撮った食べ物画像の影響を探るものであった。インスタグラムに投稿されているアサイーボウルやケールスムージーの画像を見てから、実際にそれらのメニューを食べて美味しさを評価してもらう調査を行なったのだが、やはりというべきか他人の食べ物画像を見てから食べたほうが美味しさの評価が高くなることがわかった。つまりネットに氾濫する“フードポルノ”が、実際に料理の美味しさを高めているのだ。
研究者は、食べる前に写真を撮るという“儀式”によって、料理を積極的に味わおうとする姿勢が生まれ、結果的に美味しく食べられるのではないかと説明している。食べる直前に写真を撮ることで期待が高まり、味に影響を及ぼしているというのだ。
そう考えると、食べる前に「いただきます」と手を合わせたり、クリスチャンの食前のお祈りなどの“儀式”も(宗教的な意味を度外視して)一種の美味しく食べるための知恵なのかもしれない。忙しい生活の中にあっても、出された料理にいきなりガッつくのではなく、少しは目でも楽しみながら余裕を持って食事をしたいものである。
■カメラは幸せの“発生装置”
“フードポルノ”あるいは食べ物画像ばかりでなく、自撮りを含めて日々の記録をこまめに写真に残していることは、生活全般の幸福感を高めるという研究も報告されている。
今年6月に南カリフォルニア大学の研究チームが「Journal of Personality and Social Psychology」に発表した論文では、2005人もの参加者によって調査された大がかりな実験が紹介されている。数は大規模ながらも、内容はシンプルな調査で、2005人の参加者にさまざまなアクティビティを行なってもらい、一方のグループにはカメラ持参で写真を多く撮ることを心がけてもらい、他方のグループはカメラを持たずに行なってもらった。その後、それぞれのアクティビティ体験がどれほど楽しかったのかを評価してもらったのだ。
ダブルデッカーのバスに乗ったり、ミュージアムでアート観賞をしたり、地元の料理に舌鼓を打ったりという、観光旅行的な9種類のアクティビティを体験してもらったのだが、やはり結果は予想通りで、なるべく多く写真を撮った参加者ほど、楽しい体験をしている傾向が判明した。
「写真を撮らないことに比べれば、写真をとる行為が当事者意識を高め、アクティビティ体験が前向きに楽しめることを、この研究は示しています」と南カリフォルニア大学のクリスティン・ディール研究員は語る。決して大げさな話ではなく、写真が幸せな生活のカギを握っているということになるのだ。
またこれは観光旅行的なアクティビティだけでなく、通勤や買い物といった平凡な日常の中の行為も写真を撮ることで楽しい体験になることが示唆されている。とすれば、カメラ(スマホのカメラ機能)はまさに幸せの“発生装置”ということになるのかもしれない。SNSに投稿するしないに関わらず、目にした気になる物事は億劫がらずにカメラに収める習慣をつけてもよさそうだ。
文/仲田しんじ
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東洋経済オンライン 11/15(火) 6:00配信
ビジネスマンにとって、コンディションは大きな課題です。 しかし、どんなに睡眠や食べ物に気を使っても、頭痛、腹痛、疲労が抜けない人は多いもの。そんな人は、思ってもみない食材が悪さをしているかもしれません。その食べ物こそが、「パン」。パンをつくる小麦の成分が、体に大きな負担となっている可能性があります。
ジョコビッチの食事法で一躍有名になり、世界中の一流セレブが実践している小麦抜きの食事法、「グルテンフリー」。夫のグルテン過敏症を機にこの食事法を8年前から実践している第一人者であり、『長生きしたけりゃパンは食べるな』の著者でもあるフォーブス弥生氏が、日本のビジネスパーソンに合わせた現実的な食事法を提案します。
【表現の変更について】初出時に「グルテンが、腸に穴を開けてしまう」「これが腸の表面に薄く付着することで」という表記をしていましたが、誤解を招く恐れがありました。そのためこれらの部分を正確な内容に修正しています(11月15日16時04分)。
頭が重い、肩こり、疲れがとれない、集中できない。メタボ、糖尿病、肌荒れ、不眠、生理不順、ボケ、食事のあとの下痢――。
医者から「異常はありません。ストレスはためないでくださいね」と言われ、対処法も見当たらず、あきらめてしまった持病はありませんか?
実は、あなたの不調の原因は、もしかしたら「毎日のパン」にあるかもしれないのです。
■小麦の成分「グルテン」が原因かも
近年、小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が、脳に炎症を起こし、腸に小さな穴を開けると注目されています。米国でベストセラーになった神経科医デイビッド・パールマター氏などがその著書の中で指摘しています(邦訳『「いつものパン」があなたを殺す』)。世界屈指のテニスプレーヤー、ジョコビッチが実践し、話題になった小麦抜き食事法「グルテンフリー」という言葉を聞いた人もいるかもしれません。
ケーキやラーメン、パスタ、うどん、クッキー、菓子パン……。小麦粉の食品は私たちの生活に深く入り込んでいます。知らず知らずに、グルテンを大量に摂取しているのが現代人の食生活です。それだけではありません。
●グラノーラは塩分が控えめだから、朝食にピッタリ!
●全粒粉のパンはカラダにいい
●パスタの食物繊維で美容効果が期待!
そんな間違った情報や思い込みが一般に広がっています。では、いったいなぜ、これほどの症状が現れてしまうのでしょうか。
小麦の主成分はブドウ糖ですが、グリアジンとグルテニンという2つのたんぱく質も含みます。グリアジンとグルテニンは水を含むと、ネバネバとしたグルテンとなります。この「グルテン」が、腸の粘膜を傷つけ、リーキーガット症候群と呼ばれる症状を生みだすといわれています。
リーキーガット症候群とは、腸管壁における過度の浸透状態のことをいいます。腸壁の粘膜に細かな損傷があるため、腸内にあるべき物質が分子レベルで漏れだしてしまう状態のことです。
こうなると、腸は十分に働けず、消化と吸収の作業が妨げられてしまいます。グルテンの消化も進まなくなります。
■グルテン不耐症が見つかりにくいのはなぜ?
「もしかしたら、私もグルテンが原因で不調になっているのかもしれない」
ここまで読み進めてきて、そう感じた方も多いかもしれません。しかし現状、症状とパンの害を結びつける診断は、難しいことが多いのです。
現在、米国では、グルテンに耐性がない患者さんは、20人中に1人と言われています。しかし、実際にそれと診断されている人はわずか。ほとんどの人が、心身の不調に悩みながらも、何が原因かもわからず、日常を過ごしている可能性があります。
なぜでしょうか。理由は、遅発型のアレルギーだからです。アレルギーには、摂取後わずか数分のうちに症状が現れる「即時型」と、時間が経ってから症状が現れる「遅発型」があります。
人によっては、少量では発症しない場合があります。摂取後、数日が経って、症状が現れることさえあります。こうなってしまうと、何が原因で症状が起こっているのか、本人も医師もわかりにくいという事態が生じます。
しかし、小麦を一切食べずに、外食や食事を楽しむことなどできるのでしょうか。
「さすがに無理だ」「現実的じゃないんじゃないか」
私たちグルテンフリーライフ協会を訪れる人の多くが、そうおっしゃいます。しかし、難しいことはまったくありません。
なぜ、私がそこまで断言できるのか。それは、私自身がもともと、「大のパン好き」だったからです。
私の夫は、グルテン不耐症、つまり小麦を口にしただけで体調を崩す体質です。私は夫との生活をきっかけに、小麦抜きの生活を始めました。しかし、いくら夫婦の仲とはいえ、自分がパンやパスタをいっさい食べない生活をするなど想像もできません。当初はそう考えていました。
しかし、試しに行った14日間の小麦抜き生活のあと、私の考えは、180度、変わりました。あんなに大好きだったパンを、「食べたい」といっさい思わなくなったのです。
前述の神経科医デイビッド・パールマター氏は、小麦の成分、グルテンには、依存性があると指摘しています。
「小麦をやめる!」と大きな決断をするのではなく、1食1食、小麦を食べなくてすむメニューを考えていくようにすることです。
とにかく14日間、小麦を口にしない食事を積み重ねましょう。そして14日後に、始める前と、今の体調や心の状態を観察してみてください。
■忙しい人は、これだけでOK! 実践のコツ
「グルテンフリー」健康法は、いくつかの翻訳書が出版されており、ベストセラーにもなっていますが、一方で問題もあります。日本と米国とでは、スーパーの品ぞろえから食への認識までまったく異なるため、実施に際してはなかなか参考にしづらいことが多いのです。
そこで、日本の食卓に合った〈ズボラな人向け〉食事のコツを提案します。それは、「和食中心」の食事にする、これだけです。
いつも朝はパンやシリアルで手軽に済ませていた人は、朝から和食の準備をするのは大変に感じるでしょう。しかし、難しく考えないでください。まずは、朝食のパンやシリアルをやめてみてください。
「和食は塩分が多いので、高血圧になりやすいのではないですか?」
よくそう聞かれます。たびたびやり玉に挙げられるのは、味噌汁です。日本の伝統食でありながら、「味噌汁は血圧に悪いから、あまり飲まないようにしている」という人も多いでしょう。
しかし、最近の研究によって「味噌汁は血圧に影響しない」「味噌汁を1日1杯程度飲む食生活は、血管年齢を10歳ほど若返らせること」が確認されています(出典:共立女子大学上原誉志夫教授による「習慣的味噌汁摂取が血管年齢に与える 影響」、第36回日本高血圧学会総会)
和食以外でも、グルテンフリー生活はもちろん可能性です。そのコツを以下にご紹介します。
①イタリアで話題の「ゼンパスタ」で健康に!
グルテンフリー生活をする私たちも、パスタやラーメンを食べたくなります。そこでグルテンフリーのパスタやラーメンを常備しています。
グルテンフリーの食材は日本ではあまり流通していませんが、ネットショップなどから簡単に入手できます。
グルテンフリーの麺は、主に米粉やトウモロコシ粉を使って作られています。最近は、玄米粉を使ったパスタやペンネも出てきました。本来のものよりも白っぽいものが多いですが、味は一昔前より格段においしくなっています。
パスタの本場であるイタリアでも、小麦抜き生活を実践する人も増えているようです。その影響で、「ゼンパスタ」という麺が大ブームになっています。原料はなんと、「乾燥しらたき」。試してみてください。
②「米粉パンケーキ」を試してみる
私はもともとパン好きです。今、食べないのは、「小麦粉」でつくったパンだけです。米粉のパンは食べます。昨日も、米粉の食パンでサンドイッチを作りました。最近は、米粉のパンを町のパン屋さんでもよく見かけるようになりました。インターネットを使って購入することもできます。
ただ、小麦粉も扱っているパン屋の場合、米粉だけで焼いたパンであっても、小麦が混入してしまう心配があります。
私は、日本ハムの「米粉パン」をインターネットで購入しています。食物アレルギー対応の専用工場でつくられている米粉のパンです。小麦粉より少々高価ですが、グルテンをいっさい含まないため、安心して食べられます。
■大切なのは、諦めないこと
グルテンフリーの効果を実感するためには、まずは14日間続けてみて、その後に小麦食品を一口だけ食べてみるのが、体調の変化を知る、わかりやすい方法です。
「14日目を待たずして小麦食品を食べると、リセットしてしまうのでは?」
そんな心配もいりません。もしも食べてしまったのならば、体調にどんな変化が現れるのか、観察してみましょう。そして、再び始めればよいのです。
グルテンをどの程度許容するのかも、ご自身で決めていきましょう。
ある人は、友人と食事に出かけた時だけは、ほんの少し口にするのは「よし」としているといいます。友人が「おいしいよ」とすすめてくれたものを、「小麦粉は食べられないから」と断り、その場の雰囲気を壊したくないためです。こうした考え方は、とても素敵だと思います。
まずは朝食のパンだけやめてみて、慣れてきたところで、昼、夜と小麦をやめる回数を増やす方法もあります。
「こうしなければならない」という決まりはありません。ご自身が楽しく続けていける方法をどうぞ見つけていってください。
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withnews 11/13(日) 9:00配信
永谷園のお茶づけに封入されていたカードを覚えていますか? 1997年まで約30年にわたって、日本の浮世絵をはじめとしてルノワールやゴッホの絵画カードも入っていました。今回19年ぶりに「東海道五拾三次」のカードが封入されることになり、ネット上では「懐かしい」「そういえば集めてた」といった声が上がっています。復活の経緯を永谷園に聞きました。
11月出荷分からのお茶づけ主要商品に封入されているのは、「東海道五拾三次」のカードです。全部で55種類あり、そのうちいずれか1枚が入っています。
今回の企画は、1965年から1997年にかけて実施されていた「東西名画選カード」シリーズの一部を復活させたものです。
そもそも、なぜお茶づけに名画のカードが入っていたのか? きっかけは「検印紙」の有効利用でした。
1952年発売の「お茶づけ海苔」は当初、手作業で作られており、商品の検査確認を終えたものに確認印を押した無地の「検印紙」を封入していました。その紙に「日本文化・芸術に興味を持ってもらう一助になれば」という思いで「東海道五拾三次」を印刷したのが始まりだそうです。
その後、「喜多川歌麿」「富嶽三十六景」「ルノワール」「ゴッホ・ゴーギャン」なども加わって全10シリーズに。そして1997年、「キャンペーンとしての役割を果たした」として終了しました。
応募券を集めて送ると、カードのセットが当たるキャンペーンも実施。累計応募数が約500万口にのぼるなど人気企画だったそうで、今回も同様のキャンペーンを開催中です。
なぜ20年近く経った今、復活させたのか? 永谷園の広報担当者はこう説明します。
「お客さまから復活のご要望が寄せられていたこともありますが、和食のユネスコ無形文化遺産登録やクールジャパン、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う日本文化の再評価など、国内外を問わず注目が集まっています。日本文化を身近なところから実感していただく機会になればと思ったんです」
「東海道五拾三次」を選んだ理由については、以前実施していたプレゼントキャンペーンで最も応募が多かったシリーズだったからだそうです。
復活にあたって永谷園では、インターネットを使って20代~40代の男女319名に「東海道五拾三次カード」が封入されていたことを知っているかどうかを質問。その結果、「知っている」と答えたのは、20代が40.2%、30代は45.5%、40代は69.1%だったそうです。
この結果を受けて、若い世代へは牛乳をかけるといった新たな食べ方の提案強化を、上の世代には今回のカード復活を機に再び手にとってもらおうと狙っています。
広報担当者は「10日に発表したばかりですが、ネット上を中心に話題になっているようで、ありがたく拝見しています。過去の東海道五拾三次カードと比べて色合いなどが違うものもあるので、楽しんで下さい」と話しています。
永谷園のお茶づけを食べる際、「お湯をかけるべきか」「お茶をかけるべきか」で迷ったことはありませんか? 広報担当者によると「袋の中に入っている緑色の粉には抹茶が入っていますので、お湯でおいしく召し上がれます。ただし、しっかりお茶の味を楽しみたい方はお茶でどうぞ。お好みに合わせてお選びください」とのことでした。