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食品新聞 3/24(水) 16:49
井村屋グループ(三重県津市、中島伸子社長)は、日本酒事業に参入し初めての商品「福和蔵」を7月20日に発売することが決まった。ECサイトなどで販売する予定で、三重県多気町に新設される日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」内にオープンする酒蔵でも販売する。 日本酒事業は19年、伊賀市の老舗酒造メーカー「福井酒造場」を子会社化し、酒造免許を譲り受けたことでスタートした。井村屋では「ゆであずき」「あずきバー」「えいようかん」など小豆製品を中心に、肉まん、豆腐、冷凍和菓子、カステラなどを展開しているが、日本酒事業は今回が初めて。 ブランド名は福井酒造場の「福」と井村屋の創業者・井村和蔵氏の「和蔵」から「福和蔵」と名付けた。シンボルマークは海外の人にも味わってもらいたいという想いから日本文化の「家紋」をモチーフに、主原料の「米」、両社の社名にある「井」を重ね合わせたデザイン。四季醸造をしていることを表すため四隅に黒丸を配置した。 新商品の「福和蔵 純米酒」は、原料米に三重県産五百万石、仕込水には三重県松阪市飯高町・香肌峡で採水したまろやかな硬水、酵母も三重県酵母MK-1を使用している。米本来の旨みとふくよかな香りが感じられる口当たりやわらかな深い味わいのお酒で、フレッシュな味わいの生酒もある。 「福和蔵 純米吟醸」は、原料米に三重県の伊賀農業研究室が開発した酒米・神の穂を使用。マスカットのような華やかな香りとりんごのようなさわやかな酸味が広がる酒になる。 また、仕込水に使用している香肌峡の硬水はペットボトル飲料「めぐるる」として発売されており、酒蔵でも販売する予定。 新設される商業リゾート施設「ヴィソン」は、第1期4月29日、第2期6月5日、第3期7月20日に順次開業していく計画。全国初のスマートインターチェンジ直結の民間施設で、東京ドーム24個分(約119ha)の敷地に、ホテルをはじめ、産直市場、温浴施設、レストランなど40の施設がお目見えする。 井村屋グループでは酒蔵のほか、酒饅頭や小豆を使った和菓子などを販売する店舗も7月20日に同時オープンする予定。店舗でしか購入できない限定商品の開発も進めている。
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