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食品新聞 11/19(木) 6:08
サントリーワインインターナショナルは、19日午前0時のボジョレーヌーヴォー解禁に合わせて、「ジョルジュ デュブッフ“ボジョレーヌーヴォー”2020年解禁カウントダウンイベント」を開いた。例年は消費者も集まって開催したイベントだが、今年はコロナ禍の影響によりオンラインで開催。参加した愛飲者らが解禁と共に乾杯した。 今年のボジョレー地区は7月の降水量が少なく乾燥し、8月は40度に達するほどの暑い日々が続いてブドウが例年より早く成熟。03年以来の早さという、8月20日からの収穫となった。 天候に恵まれたこともあり成熟度の高い、良い状態のブドウに恵まれた。ダークルビー色が特徴で、完熟した黒い果実の香りと共に、非常に芳醇な味わいという。 今年のフランスでは、ブドウの花が咲いたころにロックダウンが実施され生産が危惧された。ジョルジュ デュブッフ社でも仏政府の要請に基づき様々な規制をかけながらの栽培・醸造となった。 同社創業者として知られる故ジョルジュ・デュブッフ氏を祖父に持つアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長は同社に入社した頃に祖父から「同じボジョレーヌーヴォーは2度とない」と言われた。当時は「まだ若く、違いはないと思っていた」と話すが、今年はコロナ禍で「その言葉が身に染みた」と語る。 日本への輸送も難題だった。飛行機は飛ぶのか、いつになるのか、輸送代金はどうなるのかなど課題は山積だったが「ボジョレーヌーヴォーの灯を消してならない」(宮下敏社長)との想いで尽力したという。 イベントに参加したソムリエの岩田渉氏は、ボジョレーヌーヴォーと合う食材として豚肉を挙げる。ソースをかけたとんかつや、豚の角煮と合わせればヌーヴォーが活き活きするといい、「レストランや家庭で合わせて楽しんでほしい」と呼びかけた。 今年は「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」の他、デュブッフ社として初のオレンジワイン「ジョルジュ デュブッフ オレンジヌーヴォー」や、ジョルジュ デュブッフ氏の生前の偉大な功績を称え発売する「同 ボジョレー ヌーヴォー ラ・ロズレー」、オーガニックワイン「同 ボジョレー ヌーヴォー オーガニック」など計10種を発売している。 サントリーは解禁を祝う“ボジョパ”を、オンラインで19~21日の3日間連続で開催。山里亮太さんらのゲストと共にYouTubeでライブ配信する。
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