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今年1-10月のゴマ輸入量は約17万5000t、前年同期比11.8%増と過去最高を記録している。
コロナ禍で家庭用需要は好調、業務用需要は外食向けは減少したが、加工ユーザー向けは内食需要に支えられ落ち込んでいない。昨年1年間のゴマ輸入量は18万6000tで残り2か月で昨年の記録を上回ることが確実視され20万tに迫るペースだ。
新型コロナが発生当初には、安定供給の懸念から買いが進んだ。その後、東アフリカの豊作で相場が緩んだことで相場が軟化し、さらに買い増しが進んだ。
日本以外の主要輸入国でも前年を上回るペースで輸入量が拡大する傾向に。生産地でもコロナによるロックダウンがあったが、発展途上国では外貨獲得の重要な手段であるため、遅延しても出荷が滞ることはなかった。
今秋クロップについては、中国、インド、エチオピア、スーダンなど主要産地が軒並み減産となっている。加えて、スーダンやエチオピアの軍事衝突、ナイジェリアでは抗議デモが発生するなどアフリカの政情が不安定。こうしたリスクからゴマ相場が上向く可能性が高いと見られている。
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