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食品新聞 7/17(金) 12:11
ビール類の中で新ジャンル(第3のビール)が好調だ。6月単月でも111%と大きな伸びを見せており、上半期(1-6月)でも106%に達している。コロナ禍で巣ごもり需要が増加したことに加え、昨秋の消費増税から加速した節約志向が後押しした形だ。 18年投入のキリンビール「本麒麟」の躍進は続き上半期155%。「のどごし〈生〉」も6月は100%。 今年発売のアサヒビール「アサヒ ザ・リッチ」も計画を上回る進捗を見せ、発売後約3か月半で、上方修正した年間販売目標(800万箱)の4割を超えている。 サントリー「金麦」では、“夏の「金麦」”が好評で6月は104%。「金麦〈糖質75%オフ〉」は116%と大きく伸ばした。 サッポロビールも2月投入の「ゴールドスター」が計画を上回る実績。 新ジャンル計の販売数量は キリンビール6月116%、上半期108%。 サントリー6月108%、上半期は前年並み。 サッポロビール6月135%、上半期135%。 アサヒビール「クリアアサヒ」は6月92%、上半期95%。 正確な全体量は不明だが、一部関係者は、今年上半期の新ジャンル販売数量が初めてビールを上回ったとみる。 ただ10月にはビール減税が実施され、価格差は縮小することから、10月を境にビールに流れが戻るとの見方も多い。「新ジャンル優位は一時的」との見方が多いが、一方でコロナ禍で生じた変化の影響力は社会生活全般に及ぶことから、酒税改定のインパクトを上回るとみる関係者もおり、「正直言って先は見通せない」(メーカー担当者)が本音かもしれない。
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