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2025/05/18

精美の食べ物ブログ!園の下の力持ち「長生きして 願い形に 餌差し入れ、絵や手紙も」

精美スキンケアクリニック公式サイト

十勝毎日新聞  10/5(木) 14:45配信





 動物園を支えるのは飼育展示係や獣医師だけではない。足を運ぶ来園者一人ひとりが動物たちのサポーターだ。おびひろ動物園(柚原和敏園長)にも、こどもたちやファンから動物の誕生日には手紙やごちそう、体調が悪い時には心配する声や折り鶴が届くことも。そんな“あしながさん”や来園者の思いを受け、動物たちは日々を送っている。

 「ゾウのナナ、いつまでも長生きしてね」「猛暑の中、夏バテしていませんか」-。おびひろ動物園には、これまで来園者から送られた手紙を収蔵している。手紙の内容は暑中見舞いや動物の健康を気遣うものまでさまざま。十勝管外からの送り主も多く、中には同園で2015年まで過ごしたホッキョクグマ「イコロ」(現在は東京都恩賜上野動物園)の最近の様子を伝える手紙もあった。

 昨年5月にカバの「ダイ」が体調を崩した時には、たくさんの手紙のほかに子どもたちが描いた絵が届いた。ダイが息をひきとった後に設けられた献花台には花が絶えず、思い出が詰まったアルバムも手向けられた。空になった獣舎を見つめながら、来園者は思い思いに別れを告げていた。

 手紙のほか、動物の餌の差し入れもある。同園によると、主に果物や野菜、肉などで、来園者が直接持ってきたり、小包で届けられたりする。その日が誕生日の動物に宛てたものが多いという。動物たちに少しでも喜んでもらいたい、力になれれば-。その思いがおびひろ動物園を支える原動力だ。

 帯広市内に住む置塩信行さん(52)、若菜さん(59)夫妻は、10年以上にわたり同園への餌の差し入れを続けている。

 2人は2005年に石川県から帯広へ移住し、同園は週末の散歩コースだった。徐々に動物たちに親しみを持つようになり、力になれば、と始めた。

 食べ物はスーパーなどで購入し、バナナやリンゴ、季節の野菜などが多い。宛先は主にゾウとヤギで、ほかの動物も誕生日などに合わせて差し入れる。主に週末に足を運び、転勤で帯広を3年間離れた際にもバスで足を運んだり、郵便で食べ物を送った。

 長年にわたって足を運び、動物たちとは“顔見知り”。置塩さん夫妻が近づくとゾウの「ナナ」が寄ってきたり、声掛けに鼻を動かしたりしぐさで応える。

 12年間にわたって動物園に通い、動物園が生活の一部になった。2人は「毎回新しい発見がある。ナナも日に日に年をとるし、レスポンスも違う」とし、「私たちにとってはなくてはならない、疲れたときにほっとする場所」と優しく動物たちを見守っている。(松田亜弓)

※本紙電子版に特集「動物園のあるまちプロジェクト」公開中

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2017/10/05 未選択 Comment(0)

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