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2025/05/17

精美の食べ物ブログ!インフルエンザ予防、医師がやってる対策は?消毒から食べ物まで

女子SPA!     1/21(火) 15:45配信



 日本全国で流行中のインフルエンザ。毎日多くのインフルエンザ患者と接しているドクターたちは、どのように自分の身を守っているのでしょうか?

 昨年のインフルエンザ流行期、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生(呼吸器科)に教わった、医師自身のインフル対策を再録します。

 前回の「家庭内感染の予防策について」に次いで、感染したくない人は是非ご参考に。

今すぐマネできる、大谷先生流インフルエンザ予防策

――毎日多くの患者さんと接する先生は、どのようなインフルエンザ予防策を取られているのですか?

大谷義夫先生(以下、大谷)「常に心がけているのは、飛沫感染を防ぐために、患者さんの正面に座らないことです。とくに胸の音を聞くときは、大きく息を吸ったり吐いたりすることで咳込みやすいので、必ず患者さんの横から聴診器をあてるようにしています。背中側からあてるとより効果的なのですが、それだとコミュニケーションがとりづらいですからね」

――家庭でも応用できそうですね。

大谷「小さなお子様の場合は隔離できませんし、抱っこや食事の介助が必要なことも多いので、看病されるご家族が意識されるとよろしいかと思います。

 会話をするときでも並んで座る、抱っこはお子様の顔が抱く人の肩から背後を向くように抱く、食事を介助するときは横並びに座って口に入れてあげるなど、どのようなシチュエーションでも応用できますね」

アルコール消毒から「マイタケ」まで

――そのほかの予防策はいかがでしょうか?

大谷「前回、手洗いやアルコール消毒が有効とお話しましたが、私も診察のたびに手をアルコールで15秒かけてしっかりと消毒しています。あと、緑茶に含まれるカテキンがインフルエンザ予防に効果的とのエビデンスがあるので、診察の合間に頻繁に飲むようにもしていますよ。

 患者さん間の感染も防ぐ意味では、抗菌作用が1週間持続するという抗菌スプレーを、インフルエンザの患者さんの手が触れやすい場所に週1回散布した上で、患者さんが入れ替わるタイミングでドアノブなどの殺菌もおこなっています。

 プライベートでも、毎日6時間以上の睡眠をとったり、ビタミンDの摂取をしたりと、エビデンスで効果が実証されていることは積極的におこなっています」

――ビタミンCではなくDなのですね。

大谷「ビタミンDは、インフルエンザ、風邪肺炎など、呼吸器感染症の予防に効果があるとされています。鮭やマイタケなど食事からの摂取もできますが、関東で約20分、沖縄では約10分、北海道では70分ほどと少し長めに日光浴をすることでも生成されます。手だけでも効果があるので、手袋をせずに通勤するのもいいかもしれませんね」



感染したかも? と思ったら、休む勇気も必要

――前回、インフルエンザはきちんと治療すれば治る病気であるとの一方で、死に至る可能性にも言及されていました。今年も多くの重症患者や死亡者が出ていますが、そうならないためにはどのようなことに気を付けたらいいでしょうか?

大谷「インフルエンザは短時間で急激に症状が進行するので、気を付けようがないというのが実際のところです。ただ、強いて言うなら、『少しでもインフルエンザの疑いを感じたら、学校や会社を休む勇気を持つ』ということですね。

 突然高熱が出て、判断力の低下や意識が朦朧とするなどの危険が伴うからです。電車や車での痛ましい事故を聞くこともありますが、意識を失って倒れたり、フラついて車に撥ねられたりと、似たようなケースは多数あるんですよ。

 あと、無理をすると、肺炎を合併して死に至る可能性もあります。肺炎は高齢者に多いですが、若い人でも0.8%との発症率が報告されています」

――無理をすると、脳症になったりすることもありますか?

大谷「インフルエンザ脳症の定義は、インフルエンザに伴う異常行動、意識障害ですが、10歳未満のお子様に多く、大人での症例は稀にしかありません。脳症になった子どもの約3~4割は死亡か後遺症が残ったとのデータもあるので、幼いお子様のいるご家庭は十分気を付けてほしいと思います」

――インフルエンザを軽く見てはいけないんですね。

大谷「インフルエンザは、風邪と違って死にうる病気だということを念頭に置いておいてほしいと思います。もし罹ったら、周囲へ移さない意味でも、自分の身を守る意味でも、自宅でおとなしく寝ているのがいちばんです。

 もしインフルエンザの疑いを感じたら、数時間は家で安静にして、検査で反応が出る6~12時間くらい経ってから、医療機関に問い合わせてほしいと思います」

====

 ところで、インフルエンザのような高熱はなく、微熱すらないのに、地味に長引く咳に悩んでいる方もいるのでは? そんな方は大谷先生監修の書籍の中に答えがあるかも。実は、長引く咳にはあらゆる原因があります。早期に自分の咳の本当の原因を知り、それに合った正しい対処法とセルフケアをして、咳の悩みから解放されましょう。

【大谷義夫・医師 プロフィール】

 池袋大谷クリニック院長。2005年に東京医科歯科大学呼吸器内科医局長に就任。米国ミシガン大学に留学などを経て、2009年に池袋大谷クリニックを開院。『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』など著書多数

<取材・文/千葉こころ>


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2020/01/21 未選択 Comment(0)

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