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昨年のサッポロビールは3か年の中期経営計画の初年度だったが、コロナ禍に見舞われた。全体としては苦しんだものの成果を上げた部分もみられた。今年は生活者の変化を見据え、コロナ禍に立ち向かう。
昨年はビール類計で市場をやや上回った。狭義のビールは業務用が打撃を受けたが、「黒ラベル」缶は6年連続で、「ヱビスビール」缶は4年ぶりに前年超えを達成。「ゴールドスター」も計画比135%と躍進し、新ジャンル計では前年比2割弱増と大きな成果を上げた。
RTD(缶チューハイ等)の主力「99.99(フォーナイン)」は奥行きは深いものの、激しい競争にさらされ間口を拡大できず、また昨年初に発表した業務用の樽詰め商品もコロナ禍で家・業連動の作戦を展開できなかったことなどが響き87%。「男梅サワー」は独自性が評価されたといい前年比137%と高い伸び。RTS「濃いめのレモンサワーの素」も市場拡大に寄与したとする。
通称「赤星」といわれる業務用の「ラガービール(瓶)」は86%と、58%で着地した瓶ビール市場を大きく上回り、北海道で販売される「クラシック」缶は11年連続で売上げアップ、「ソラチ1984」缶も104%で着地するなどしており、多様なブランドを持つ強みが表れてきているという。
コロナ禍で生活スタイルが変わり消費の二極化傾向は「当たり前化」するとみて、今年は「プレミアム価値」と「リーズナブル価値」を基本戦略に掲げる。
消費者の「プレミアム」に対する価値観は、ステイタス志向から主観的幸福を重視する「パーソナル志向」へ変化しており、これからのビールには多様性とパーソナルな楽しさが求められるとみる。
今年は特にビールでプレミアム化を図り、課題であった「ヱビス」の再成長を目指す。昨年の「ヱビス」は130周年をフックに露出を強化したことなどが奏功し、缶商品は102%と成長した。
今年は「ヱビス」のコンセプトを「Color Your Time! ビールの楽しさ、もっと多彩に。」へ刷新。「『ちょっと贅沢な、自分へのごほうび』から“あなたらしいビール時間”の始まりを届けるビールへと切り替える」(野瀬裕之マーケティング本部長)とし、そのアプローチの第1弾として「ヱビスビール」「同 プレミアムエール」「同 プレミアムブラック」の通年3品を1月製造分から刷新。春夏向けと、秋冬向けの期間限定品も投入する。
新たな発信拠点の開発も検討。さらに新たな飲食店プロモーションやオンラインフェスなどとともに、恵比寿に再び醸造設備を作ることも議論する。
缶の伸長が続く「黒ラベル」では、家飲み、外飲みともに体験価値をプレミアム化し、体験イベントなどに注力する。
リーズナブル価値の提案では、新ジャンルで「ゴールドスター」「麦とホップ」を春前に刷新。「おいしさツートップ戦略」を進める。RTD/RTSでは缶商品「濃いめのレモンサワー」を、業務用として「濃いめのレモンサワーの素ペット1.8l」を3月2日に発売。また「男梅サワー」「超男梅サワー」は昨年11月製造分から刷新している。さらに1月26日には「男梅サワー梅つぶし」を発売するなどして家・業連動を図っていく。
ノンアルでは、尿酸値低減効果を謳う機能性表示食品「うまみ搾り」といった商品などを通じて生活課題を踏まえた市場開拓を進める考えだ。
食品新聞 1/20(水) 9:03
伊藤園は19日、「緑茶からうまれたカテキンマスク」と「カテキン染めタオル」で抗ウイルス性試験を実施した結果、両製品から十分な抗ウイルス効果を確認することができたと発表した。 安全性に配慮した同社独自のお茶による染色技法「T-LIFE」のさらなる可能性を見出すのが試験の目的。 「T-LIFE」を活用したお茶染めした繊維製品は、抗菌や消臭といったカテキンが持つ効果を長期間保つことができるほか通常の繊維製品に比べて吸水性が高いという特徴を持つ。 このような特性に加え、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大で消費者の衛生面に関する意識がさらに高まっていることを受けて、今回、「JIS L1922:2016 抗ウイルス性試験」に従いA型インフルエンザウイルスを用いた試験を実施した。 「緑茶からうまれたカテキンマスク」は、口元側に抗菌効果のあるカテキン加工を施したナイロン不織布を使用し、抗菌効果があるお茶の香りがするマスクとして一部店舗で販売している。 タオル生地にカテキン加工を施した「カテキン染めタオル」は、抗菌や消臭効果があるほか、院内感染の原因菌として代表的なMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)にも効果があるタオルとして一部店舗で販売しているほか、1月25日から実施する”お~いお茶「選べる47ふるさと宅急便」プレゼントキャンペーン”の景品となっている。
食品新聞 1/18(月) 17:15
森永製菓は2月9日、森永ビスケット「マリー」ブランドから6 年の保存期間がある防災専用品「長期保存食マリー」を新発売する。 同社は、森永ビスケットシリーズを、調理がいらず適度なボリューム感がある点や日持ちする点などから、非常食として推奨。今回、近年の防災ニーズの高まりを受け、防災専用品として開発した。 缶形態ではなく、袋形態を採用することで、軽くて保管に場所を取らないことや大きなゴミが出ないことが特長となっている。 3 枚パック×4 袋の食べきりサイズで希望小売価格は税別300円。 「今年は東日本大震災から 10 年を迎え、3 月は依然として防災への意識が高まる時期。本格的な非常食だけではなく日ごろから食べ慣れたもの、好きなものを備蓄しておけば、災害時のストレスが軽減され、体の疲れも癒される」と同社はコメントしている。
食品新聞 1/18(月) 12:44
コカ・コーラシステムは25日、「アクエリアス」ブランドからシールド乳酸菌を100億個配合したヨーグルト味の清涼飲料水「アクエリアス まもる乳酸菌ウォーター」を新発売する。 410mlPETで希望小売価格は税別129円。 シールド乳酸菌は、“健康力をサポートする”をキーワードに森永乳業が保有する数千株の中から選ばれた乳酸菌で、盾(シールド)のように外部からの敵を防御することをイメージして名付けられた。この乳酸菌を配合することで、家族の健康維持を訴求していくのが狙い。 日本コカ・コーラが実施した調査では、冬の水分補給の大切さを理解しながらもうまく水分補給を実践できていないと感じている人が約9割、中でも子供の水分補給が難しいと思っている人が7割いることが判明。 コロナ禍で家族の健康管理がちゃんと出来ているか不安に思っている人が約8割いることも判明し、家族の健康維持に配慮する親世代や30代以上の男女に向けてアピールしていく。 発売開始にともない、“あなたの元気を守りたい”をテーマに、親から子どもへ同商品を渡すシーンを描いた新TVCM「母のおまじない」篇を放映するとともに、アクエリアス公式Twitterでは家族の健康管理についての調査結果をもとにしたマンガの配信とプレゼントキャンペーンを実施する。 「アクエリアス まもる乳酸菌ウォーター」はコカ・コーラ社で掲げる健康系商品強化の一環となる。 日本コカ・コーラの和佐高志チーフ・マーケティング・オフィサーは昨年8月、既に起こっている消費者の変化として家庭内需要の増加と肥満対策や免疫を中心とした健康志向の高まりを挙げた。 その中で健康志向については「家の中にずっといると健康をすごく気にするようになり、体力を温存して免疫をつけておくことは大きなトレンドになると考えている」との見方を示した。
食品新聞 1/15(金) 10:51
ボディーメークフードの定期購入サービスを行うMuscle Deli(マッスルデリ)はこのほど、高たんぱくで脂質と糖質を抑えた「プロテインピザ」を発売した。同製品は1枚でたんぱく質を33g以上含有する一方、脂質・糖質は一般的なピザの半分以下に抑えているのが特徴となっている。 管理栄養士が監修したメニューで、ダイエットやボディーメーク中でも積極的に食べたい栄養配分としている。大豆粉を使用しており、糖質を減らしながら、たんぱく質と食物繊維を増やしている。大豆粉は独特の風味をなくし、ふっくらしたピザ生地に仕上げた。チーズをふんだんに使いながらも脂質を抑えており、満足感が高く、おいしさにこだわった。時短と手軽さを実現すべくナイフとトレーを同梱。環境に配慮し、それぞれ木製と紙製にした。 「プロテインピザ」のメニューは「スモークチキンと5種チーズのピザ」と「ツナ&シュリンプピザ」。いずれも1枚当たりの熱量は400kcal台。冷凍保存しているため10~20分間自然解凍した後、オーブントースターで8分間目安に焼成。急ぎの際は電子レンジでも調理可能だ。 ピザは5枚セット(スモークチキン×3、ツナ&シュリンプ×2)で、価格は単発が5300円、定期購入が4900円。 同社では「リモートワーク中などでも時短に、手軽に、栄養バランスが整ったおいしい食事をしてもらうため、開発に至った。ピザはジャンクでハイカロリーなイメージが強くダイエットやボディーメーク中は避けてしまいがちだが、罪悪感なく召し上がっていただきたいという思いで作った」と述べている。公式サイトで販売している。