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日本食糧新聞 1/27(日) 13:30配信
“食”の好みは、意外と保守的なものだ。しかし日本の食品業界は、常に未知の味や新しい食感を求めて開発研究を重ね、今までにないおいしさを消費者に提供している。
今回は、そんな業界の挑戦から生まれた「定番食材と意外な素材の組み合わせ」に注目。ただ単に新たな組み合わせではなく、いずれも素材にこだわりを持っていることも大きなポイントだ。
日本食糧新聞社が運営する食品業界向け会員サイト「食@新製品」のデータをもとに、ランキング形式でご紹介しよう。
第1位は、「SSK しょうがの具マヨ」「SSK わさびの具マヨ」(エスエスケイフーズ)がランクイン。
マヨネーズは、皆さんもよく使う食材のひとつだろう。しかし、具が入ったマヨネーズタイプ調味料となると、土産製品では見かけても、日常商品としてはありそうでなかったのでは?
「しょうがの具マヨ」には刻みショウガのピクルスを入れており、“甘酢ショウガ”のような味わいは子どもにもOK。「わさびの具マヨ」には静岡県産ワサビを使用し、ツンとした辛みと玉ネギを盛り込んだ。しっかりとワサビの“ピリ辛いうまみ”も体験できる。
いずれもこだわりを持って独自に選び抜いた素材を採用したとのこと。食感も楽しめるので、メニューにかける際のアクセントにもなりそうだ。
1ボトルあたり140gで268円(税別)。2月19日から全国で発売予定。
カフェなどで見かけるようになった「ほうじ茶ラテ」。第2位には、そんな人気上昇ドリンクをクッキーに盛り込んでしまったという「ほうじ茶ラテクッキー」(イトウ製菓)が入った。
1位の「具マヨ」同様に、本品も使用した素材は厳選されたモノ。渋みの少ない京都産初摘み玉露茎ほうじ茶を使用し(ほうじ茶中75%)、ほうじ茶のうまみと香りにこだわったというのだから、今までのクッキー…特に抹茶味とは違った風味をぜひ感じとってほしい。
ほうじ茶は粉砕して生地に練りこまれているが、全体的な出来あがりイメージはあくまでも「ほうじ茶ラテ」。まろやかな味わいは、寒い時期にはピッタリだ。
1箱15枚入りで220円(税別)。1月7日から全国で期間限定発売中。
「明治 ザ・チョコレート」シリーズは、2016年に発売された「ジャパンクオリティ」チョコレート。産地限定の厳選したカカオ豆の調達から、加工に至る工程までこだわり抜いた“特別”なチョコなのだ。
そんなスペシャリティチョコが2019年の初めに組み合わせたのは、なんと「ゆず」。第3位の「明治 ザ・チョコレート <弾ける香りゆず>」は、チョコレートにユズ果汁パウダーと高知県産のユズ皮をぜいたくに練り込んでいる。
ちなみに土台となるチョコレートも、ドミニカ共和国産カカオを中心に使用し、しっかりとしたフルーティー感のあるものに仕立てており、チョコをかんだ瞬間、ユズの香りが弾けるように広がるそうだ。
同シリーズは、比較的シンプルで落ち着いたパッケージのイメージはあるが、今回は鮮やかな黄色とオレンジで完熟したユズを表現。店頭で光り輝きそうだ。
1箱50g(3袋)でノープリントプライス。1月8日から全国発売中。
みんな大好き・いつもの炭酸「ファンタ」に、新たな素材を盛り込んでしまった新製品が4位に。
新「ファンタ よくばりミックス」シリーズ第1弾ということで登場したのは、バナナのフレーバーと、バナナに相性のよいヨーグルトフレーバーをブレンドしたファンタ。見た目は、透明でクリアだが、飲むとシュワシュワとしたのど越しに、バナナとヨーグルトを感じとってしまうという不思議な感覚だ。でも、甘い中にも爽やかな感覚も。気分転換には良いかもしれない。
本品の特徴はもう一つ。食物繊維に加え、ビタミンB6を配合し、冬のエネルギー補給も考慮しているのだ。新しいおいしさだけでなく、健康サポートも考えられた機能ドリンクなのが購買意欲をそそられる。
番外編としてご紹介したいのは、近年アグレッシブな商品展開を見せている「ペヤング」シリーズの新アイテムだ。
<炒飯風>、<鮭とポテトのチーズ味>、<回鍋肉風>等々…焼きそばの概念を超えたフレーバーを発売してきたが、12月に発売した新製品は、今までの驚きを大きく超える “髪”という切り口だった。
こちらも、単に海藻を具材メインにした焼きそばというのではなく、アンファーが手掛ける育毛商品シリーズ「スカルプD」とのコラボレーションという気合いが入った内容であることに注目しよう。
髪に必要な栄養素が含まれているサケエキスやビワ葉エキスパウダーを配合し、具材にはミネラルや食物繊維を多く含む海藻類を具材として使用。はたして、ミノキ兄弟も食べたのだろうか?
1個111gで、205円 (税別)。12月3日から全国発売中。
以上「食のプロが注目する、定番食材×意外な組み合わせ」ランキングをお届けした。食材を手に取った時、私たちは無意識に「これはこういう味なんだ」という思い込みを持っている。しかし、ぜひこれらの商品にもチャレンジして、未知のおいしさの世界を知ってほしい。
日本食糧新聞社
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